JB日本バスプロ協会 NBC日本バスクラブ OFFICIAL SITE NBCNEWS $full_name

NBC岡山チャプター2005年度第4戦・木阪製作所ステーサーカップが岡山県高梁川で開催された。6月の降水量が異常なほど少なく、日に日に水位が低下していた高梁川は、7月1日頃からようやく梅雨らしく雨が降り始め、今週に入って水位は急上昇。週半ばに雨は落ち着いたが、前日夜から当日未明に再び強い雨に見舞われた。大会開始前には雨は上がり、曇り空の下で午前7時15分、競技スタートとなった。
　結果は、増水と濁りの影響か、やせ気味のバスが多く、ウェイトはやや低めだったが時折グッドサイズのバスが登場し、高梁川のアベレージサイズの高さを改めてしることになった。
　今大会を制したのは、2001年に岡山チャプター初登場以来、岡山のトーナメントシーンを席巻し、今シーズンついにトップ50入りを果たした塩見友広プロが実力を見せつけた。塩見プロはトーナメントエリア最上流部の沈んだ岩と木にノーシンカーリグをキャストし、2本のグッドサイズをゲットして、岡山チャプターで通算5度目となる優勝を果たした。トップ50でも活躍が期待される。
　2位にはブルーのユニフォームですっかりおなじみとなった「チームコジマ」の新鋭・川上十美男選手が、下流の中洲とスロープすぐ下流の水路の出口でエコブラッシュホッグのテキサスリグとクランクベイト(ベビーワンマイナス)を駆使して入賞。3位には上位入賞の常連となった千葉潤一選手が、旧船穂橋橋脚跡のロックハンプで3匹をゲット、4位には西岡一樹選手がチクワエリアのブッシュ、高梁川大橋下流のロックハンプ、高梁川緑地の「バスのなる木」で3匹をキャッチ、5位には前回第3戦に続く入賞を果たした小谷睦選手がそれぞれ入賞した。
　今回のトーナメントにスポンサード頂きました木阪製作所様から、多数の賞品・記念品をご提供頂きました。また、今回もスタッフの元井様・横田様を会場に派遣して頂き、好評のステーサー試乗会を開催して頂きました。色鮮やかな大型のアルミボートを2艇も持ち込んで頂き、大変好評でした。また、元井様からは、先日、急逝された井出隆之プロのお話も聞かせて頂き、「健康と体調に注意するように」とのお言葉も頂きました。スタッフ一同心からお礼申し上げます。また、一昨年、岡山チャプターにも出場して頂いた井出プロのご冥福を心からお祈り致します。