概要

10月1日、山梨チャプター第6戦が河口湖で開催された。今年の山梨チャプターは本当に天気に恵まれず、過去5回の大会は4回が雨のパラつく天気となってしまったが、今回もやはり昼過ぎから雨。参加者にとってはいろいろと面倒な天気となってしまったが、計86名がエントリーした。湖のコンディションだが、同日解禁となるワカサギも今年はまだサイズが小さいようで、それに付く魚というパターンは成立していないようであった。鵜ノ島周辺などのディープでは夏から引き続き「ベイト<ボトム変化」でグッドコンディションの魚が狙えるものの、休日で大会開催となるとプレッシャーもあってウエイトをまとめるのは難しいように思われた。それとは別に、今大会前にバスの放流があったらしいが、サイズは今一つのようで、果たしてパターンとしては使えるか否か・・・。今回優勝の高橋選手は大石のウィードエリアをメインに4mまでの水深でダウンショット、スピナーべイトを使用してリミットメイクし、キッカーフィッシュを含む5本をウエィイン。マスターの選手を抑えて見事優勝に輝いた。また、最終戦の今回は年間成績も出揃い、荻野元気選手が見事年間優勝に輝いた。以前のようにカンタンには釣れなくなってきている河口湖だが、バス釣り本来のパターンフィッシングが通用するコンディションでスキルを上げるのもよいのではないだろうか。最後になりますが、各大会でお世話になりましたスポンサー各位様、参加選手の皆様、一年間事故無く終了できましたことを御礼申し上げます。ありがとうございました。　チャプター山梨会長　中林哲雄

上位のフィッシングパターン

1位　NBC38840　高橋貴之選手
大石のウィードエリアでダウンショットとスピナーベイトを使用した。ボートポジションをアウトサイドの3.5～4mにとり、雨が降るタイミングでシャローを攻めた。ダウンショットにはモスキャプチャーを使用。
2位　ME95　松本賢二選手
大石、ハワイ、広瀬、浅川にあるウィード(主にフサモ)エリアで、ケイテックのミノーシェイプを1ozのテキサスで使用した。フリッピングロッドに20lbラインで広範囲を撃っていき、ウィードの根本に付くバスをリアクションで狙い、2キロアップのビッグフィッシュをキャッチした。
3位　ME198　山村道祐選手
鵜ノ島西側、グラブワンドで、ネコリグをメインにして攻めた。レインの茶色に青ラメが入ったワーム(本人談でワームの名称は覚えていないらしい)を使用。雨の降り始めや強弱などの変化があるときにバイトがあった。
4位　NBC37905　松澤昇選手
丸栄でウィードをジグヘッドとスピナーべイトで狙った。ジグヘッドはハングオフ、スピナーベイトは早巻きで使用。
5位　NBC38132　出戸友選手
太郎ボート周辺のウィードエリアで、ウィードのポケットにゲーリーの4インチエコグラブを3/8ozのテキサスリグにして使用。カラーはWMに赤ラメ、プロブルーなど。計10本釣り、リミットメイクした。

関連ページ