概要

【有終の美】物事をやりとおし、最後をりっぱにしあげること。結果がりっぱであること(出典:大辞泉)

　今年度のNBCチャプター和歌山は今回の第5戦「GANCRAFT　CUP」をもって幕を閉じますが(前回戦を除き)毎度お立ち台で会場を沸かせた好青年が一人。ある時はバタ足ジャンプ(お約束?)ある時はシークレットなルアー(3戦フィッシングパターン参照)ある時はゴミ拾いで大物Get(4戦おまけ写真参照)等、強豪相手に一歩も譲らない勝負強さとカンの良さ・・・。更には「時の運」迄も味方につける行動・立ち居振る舞いを・・・。残念ながら当日筆者は見届けることができませんでした(泣)・・・。私事ですが前日よりの横浜出張で大会当日早朝より新幹線・特急を乗継ぎ会場目指すもダイヤ乱れにより到着時閉会式解散状態でした。よって現場で行った取材を元に大会概要を書いていきます(といいつつ毎回大会概要には程遠い内容で申し訳ありません)

　チャプター和歌山最終戦GANCRAFT CUPは快晴の七川ダムにて開催されました。気温・水温・コンディションとも上々(途中スコールもありましたが)最終戦にふさわしく(甲子園ではハンカチ王子と駒大エースが死闘引き分け)文字通り歴史に残る斗いとなりました。釣果は「物事をやりとおし、最後をりっぱにしあげた」ゼッケン「申請中」の栗栖選手(GANCRAFT PROSTAFF)がただ一人オーバー3kgのハイウェイトで堂々優勝。長かったシークレット生活に終止符を打ちました。また栗栖選手は年間ポイントランキングでも堂々の第1位・・・。まさに「有終の美」を飾る事ができました(涙)・・・。大会に戻って準優勝にはビッグフィッシュ賞(1787g)も獲得の平松選手が(うんっ!小生の記憶の中では)初のお立ち台?三位には、これまたお初・吉村匡弘選手(日焼けしたナイスバディをご披露しながら)が見事栄冠を勝ち取りました。4位には土居光男選手が(第1戦以来)5位には原田大安プロが16gの僅差で滑り込みとなりました。
　閉会式では稲垣大会実行委員長の絶妙突っ込トーク的誘導尋問に導かれ懇ろな「上位フィッシィングパターン」が聞き出された事は言うまでもなく(推測)まさに最終戦にふさわしい一日となりました。恒例のジャンケン大会では(年間ランキング第3位の)天野選手が豪華商品を片手に大活躍された事と思います。

　ここで少しだけ年間ランキング速報を・・・。年間1位は栗栖大典選手(第1戦・第3戦優勝)、第2位土居光男選手(第3位天野有二選手、第4位花尻正人プロ(第3戦優勝)、第5位河南順也選手(第4戦優勝)となりました。
　また最終戦には遠くNBCチャプター兵庫より「会長」村下泰健プロにご参戦頂き大会盛り上がりへ大きな花を添えてくださいました。ありがとうございました。

また、今回スポンサード頂きました「GANCRAFT」代表　平岩さま・スタッフの皆様におかれましても厚く御礼申し上げると共にますますのご発展を祈念します。
　そして何より・・・。大会の開催無事故運営にいつもご尽力頂いています選手・スタッフの皆様・地域住民をはじめとする古座川町役場さま等、沢山の人々に支えられてチャプター運営が成り立っていることを肝に銘じ、また来年度へ向け活動を行って生きたいと思います。毎度の駄文にお付き合い頂きました皆様のますますのご健勝・ご発展を祈念し本年の活動にひとまずピリオドを打ちたいと思います。(文責:副会長　新名儀和:協力　事務局長　山崎孝之)

上位のフィッシングパターン

優勝◆栗栖大典選手
・平井川上流域の大きなゴミ溜りでテリー(スモークマイカ)のダウンショットで釣った。キッカーフィッシュはスモールラバージグで釣った。

準優勝◆平松聖典選手
・松根の砂利置き場で4.5inカットテール(ウォーターメロン)のダウンショットで釣った。ビッグフィッシュの魚はチューブワームのノーシンカーワッキーで釣った。

3位◆吉村匡弘選手
・添野橋下で風神スパーイダー(ウォーターメロン)とスワンプクローラーの1/32ozネコリグで釣った。風神スパイダーはキャスト後魚が浮いてきたらシェイクを入れて食わせた。スワンプクローラーはフォールで食わせた。

4位◆土居光男選手
・添野川バックウォーターにあるゴミ溜りでアライブシャッド4inのノーシンカーワッキーで釣った。

5位◆原田大安プロ
・古座川本流のトーフ岩の下流域でライトラバージグを岩盤に落としてフォールで食わした。

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