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NBCチャプター愛媛第3戦エバーグリーン&名竿CUP

NBCトーナメント情報2006

NBCチャプター愛媛
第3戦
エバーグリーン&名竿CUP

高知県 早明浦ダム

07月16日()

ds

フィールド状況

天気 晴れ
微風
気温 32℃
水温 25℃
水位 95%
水質 クリア

釣果サマリー

参加者数 39人
検量人数/率 34人/87%
LM人数/率 33人/84.6%
バス総数 101匹
バス総重量 56,660g
1匹平均重量 560g

匹数内訳(リミット3)

3匹 bar33人/84.6%
2匹 bar1人/2.6%
1匹 0人/0.0%
0匹 bar5人/12.8%

重量内訳

2000g~ bar6人/15.4%
1000g~ bar27人/69.2%
1g~ bar1人/2.6%
~0g bar5人/12.8%

概要

昨年は貯水率が0%に陥り、会場の変更を余儀なくされた真夏の早明浦戦。今シーズンは降水量に恵まれ、比較的安定した水位を保っている。ここ数日間は焼け付くような快晴が続いた早明浦だったが、試合前日は雷雨に見舞われ、下流エリアには流木等の浮きごみが散乱していた。夏の定番とも言える水通しの良い岩盤エリア、インレットで数は出るがサイズが伸びず、各選手ともウエイトアップに悩まされた。過去の実績が高く、流入量の多い吉野川上流エリアの崩壊により、爆発的なウエイトは持ち込まれず、比較的ローウエイトの戦いとなった。そんな中、値千金の一発、50UPの破壊力を改めて見せつけた寺田選手が、シニア転戦後、初の表彰台を優勝で飾った。いよいよ次回が最終戦、気になる年間タイトル争いは、大石選手、門田プロ、重谷選手の3名に絞られた。一度も首位を明渡す事なく大石選手が獲得するのか?それとも門田プロ、重谷選手の逆転劇があるのか?最終戦に向けて、彼らにとって最も長い3週間が始まった。

上位のフィッシングパターン

第1位 寺田 直人 選手
前日のプラクティスでは、インレットを軸に下流から上流にかけてのチェックを行い500~800gの個体をキャッチした。試合当日は上流、白滝ワンドに入ってすぐ左側のインレットに入り、流れの中に4インチセンコー(グリーンパンプキン)のノーシンカーをナチュラルドリフトさせて本日のビッグフィッシュとなる50cm、1939gをキャッチした。その後、同エリアに入り直して500gを追加。終盤インターセクション下流、滝のインレットで最後の入れ替えに成功して2800gをウエインした。寺田選手はNBC四国Jrチャプターから参戦の古株で、これがシニア転戦後初の表彰台となった。15年以上の長きに渡り、今日まで競いあって来た金子選手が、戦友の優勝を心から祝福していたのが印象的だった。

第2位 横山 修史 プロ
朝一は吉野川上流、小金滝インレットから試合をスタートさせる。上流に向かっての一流しでリミットを揃えて、入れ替えを狙うべく瀬戸川方面へとボートを進めた。バックウォーター付近の浮きごみ周り、岩盤のエグレにサスペンドするグッドサイズをサイトフィッシングで攻略して2701gをウエインした。メインとなったルアーは1gのライトラバージグで、アクションゲイラ(レバー)の一本足カットをトレーラーに使用していた。昨年度の年間タイトルホルダーが、貫禄の試合運びを見せてくれた。

第3位 門田 貴嗣 プロ
前日プラクティスに入り、吉野川バックウォーター付近の竹ブッシュで50アップが混じったスクールを確認する。他のエリアではグッドサイズの感触を得られなかった事から、必然的に本戦のエリアが絞り込まれた。しかし、朝一に前日50アップを見つけたブッシュに入れたものの、引き波のプレッシャーから魚が深場に沈んでいた。時間を置いて魚が浮いて来るタイミングを見計らって、6.5インチのカットテール(黒)をノーシンカーでフォールさせ800gと1200gをバイトさせた。その後は下流エリアで手堅くまとめ、2606gをウエインした。門田選手は先日開催された徳島チャプターで3位に入賞しており、フィールドを選ばない安定した実力は流石である。

第4位 山田 敬士 選手
約2年振りの早明浦戦は、過去の記憶と経験を思い出しながらのスタートとなった。朝一は上流エリアの混雑を避けるかのように下流、桐谷ワンドに入る。トップウォータープラグにミスバイトが多発する事からリグを1/8オンス、ジャバロン110(サラマンダー)のテキサスリグにチェンジして700gをキャッチした。中盤には桃ガ谷ワンドに移動してサイドポッパーで700gを追加する。その後、インターセクション付近の流木を3インチセンコー(プローブルー)のノーシンカーで攻めてリミットを揃えた。終盤には下津川ワンドのインレットで入れ替えとなる800gを、ファットフラットのピクピクでキャッチして2393gまでウエイトを高めた。2戦連続の4位入賞だったにも関わらず、かつてのホームレイク戦だっただけに、「優勝以外は意味が無かった。」とまたしてもエリート5の如く語っていた。

第5位 坂本 篤則 プロ
インターセクションの分岐ワンドに入る。ワンド内に2箇所あるインレットで、5インチカットテール、1/16オンスのジグヘッドをフォールさせて700gと800gを1本づつキャッチする。その後、瀬戸川、南川橋上手のインレットで800g弱を同リグでヒットさせて2281gをウエインした。スタート1時間半でこのウエイトを確保、その後は入れ替えに至らなかったらしく、朝一のポイント選択が好成績に大きく結びついた。

順位ゼッケン氏名重量ポイント
1位37809寺田直人2,800g3匹30Pts.
2位MW006横山修史2,701g3匹29Pts.
3位JII四008門田貴嗣2,606g3匹28Pts.
4位38794山田敬士2,393g3匹27Pts.
5位JII四012坂本篤則2,281g3匹26Pts.
6位37920大石道明2,186g3匹25Pts.
7位37376重谷太郎1,926g3匹24Pts.
8位JII四037亀井剛志1,878g3匹23Pts.
9位JII四033牧野陽平1,840g3匹22Pts.
10位JII四040竹内保人1,819g3匹21Pts.
11位38339長谷川和博1,806g3匹20Pts.
12位38125竹田英治1,798g3匹19Pts.
13位37858公文雅弘1,740g3匹18Pts.
14位38225植田誠寛1,693g3匹17Pts.
15位37312瀬野正樹1,690g3匹16Pts.
16位JII四041金子博文1,610g3匹15Pts.
17位38401真木新1,602g3匹14Pts.
18位37323常光健1,600g3匹13Pts.
19位38167吉村真幸1,545g3匹12Pts.
20位37763大岩等1,469g3匹11Pts.
21位37266宮崎充司1,462g3匹5Pts.
22位38093越智武彦1,438g3匹5Pts.
23位38241上田裕介1,431g2匹5Pts.
24位37602松本功1,386g3匹5Pts.
25位37159谷口雅信1,340g3匹5Pts.
26位37900濱井厚廣1,323g3匹5Pts.
27位JII四021横山具倫1,256g3匹5Pts.
28位37050岡本篤典1,231g3匹5Pts.
29位JII四038小川修司1,209g3匹5Pts.
30位JII四025朝比奈寛文1,201g3匹5Pts.
31位JII四013赤松美陽1,179g3匹5Pts.
32位TOP30本堂靖尚1,118g3匹5Pts.
33位38586浜田則夫1,107g3匹5Pts.
34位38802田丸勇野人996g3匹5Pts.
39位38211窪田卓郎0g0匹0Pts.
39位JB旭113馬淵利治0g0匹0Pts.
39位JII四001渡辺康司0g0匹0Pts.
39位MW114井原浩二0g0匹0Pts.
39位TOP15石川晴彦0g0匹0Pts.

関連ページ

大会スナップ

1位 寺田直人選手
1位 寺田直人選手 クリックで拡大
2位 横山修史選手
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3位 門田貴嗣選手
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4位 山田敬士選手
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5位 坂本篤則選手
5位 坂本篤則選手 クリックで拡大
集合写真
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