概要

【マジック:magic】魔法・妖術・奇術・手品・手妻・トリック　(中略)　名詞の上に付いて「不思議な力のある」の意を表す⇒「―パワー」[ 大辞泉　提供:JapanKnowledge ]

◆夜明けまえの靄に包まれたダムサイトを降りていくと至る所に流木の山・やま・Mountain・・・。とにかく車が通れないのでは、と思うほど大きな流木・ゴミがそこかしこに散在しているかに見えた(注:実は整理されていたのです)

◆梅雨時の台風ほど厄介なものはない・・・。降りそそぐ雨を味方につけ猛威をふるうその姿に大自然の脅威を感じずにはいられなかった。梅雨明けまであと二日程度に迫ったこの日チャプター和歌山第4戦グレイズCUPは行われた。これほどまでに荒れた日があっただろうか?過去を紐解いてみるも記憶にない・・・。すべてにおいて嵐が吹き荒れた日「7/22:チャプター和歌山第4戦グレイズCUP」は記憶に残る斗いとなったに違いない。

◆さて・・・。この泥濘地の中どこに本部テントを設置しようかと悩んでいたのですが肝心の機材・部材が見当たらない・・・。会長に確認すると「前日にいつもの木の下置いてます～」が・・・。しかし良く見ると～「すでに水没・・・。(増水で水位が上昇)当然ボートを下ろすポイントが見当たらず唯一可能な場所も微妙な角度の斜面に選手たちは大苦戦・・・。想定以上の時間が予想されました(中には自らの体を張って水深を計測するメンバも⇒っつ～か足を踏み外しただけなんですけど・・・。)他の選手や周りの環境をも考えながら行動する力を身につけている選手の「抜群の連携プレー」にて無事開会式を迎えることができました

◆「ダムに浮かぶ流木との斗い」といっても過言ではない。障害物を上手くかわしながら「お気にスポットでプレイする選手」に改めて感動した次第です。前回第3位の谷口選手がただ一人4000後半のハイウェイト「過去最高の4,626g」で堂々優勝～・・・。なおインタビューにも書いていますが本日の大活躍を裏付けるがごとく1200g級のお魚ちゃんをガンガン捨てた(入れ替えた)らしい～。第2戦こそ欠場しているものの今回の優勝で俄然勢いが出ています(ちなみに第1戦は3位)またグレイズCUPにも関わりませずジョインテッドクローを使うあたりはスポンサー泣かせの「笑顔が素敵」な方です。

◆準優勝の原田選手は昨年のチャプター和歌山第4戦グレイズCUPにて和歌山デビュー⇒ちなみにほとんどの成績が入賞とかなりな実力お持ちの方でございます。3位はまさにマジック点灯状態の花尻プロ(SCUDERIA GRAYZ)こちらも執念で年間総合優勝を狙います。そして4位は名司会を務める大会実行委員長の稲垣プロでした。いつもインタビューする側ですが今回はインタビューされる側でかなりご満悦でした。最後に玉井選手は幾多のペナルティをモノともせず堂々のお立ち台おめでとうございます。

◆今回はかなりな悪コンデション(流木等)により選手に緊張が走ったことは言うまでもありません。とてもいい時間がすごせたような気がします。特筆すべきは一般のバサーにも協力して頂いたとの事ですが「前日にかなり多くの流木を集めて整理し車が行き来できるようにして下さった谷口選手と稲垣プロに栄光あれと祈ります(いや・・・。まさにマジ～ック⇒きちんと結果は出ています)

◆最後になりましたが毎度スポンサード頂きますグレイズさまいつもありがとうございます。御社の協賛によりチャプターは成り立っておりドラマが展開されるものと厚く御礼申しあげます。また拙い大会運営にも関わりませずご理解・ご協力を頂いております参加選手並びにご家族の皆様、無事故運営を快くご支援くださる近隣住民の皆様におかれましてもこの場をお借りし厚くお礼申し上げます。私事ですが出張後の盆休みで今回UPが相当遅延しました事を深くお詫び申し上げます。(文責:副会長 新名儀和)

上位のフィッシングパターン

優勝◆谷口真一選手
・エリアは本流BW最上流部。　サイトとブラインドを駆使して1200g以上の魚を10本以上釣った。使ったルアーはケイテック・リトルスパイダーに1.8gのダウンショット(カラーはモエビ、コーラ)ジョインテッドクロー改148。アイバムシにジグヘッドでミドスト。

準優勝◆原田大安選手
・エリアは本流BW最上流部。バスが上がってくる場所を狙い上流からアプローチしてナチュラルドリフト。魚にシェイクで気付かせて魚がルアーを発見すれば止めて食わす。ルアーはロボワーム・リーチ2.5インチに0.9gと1.3gのダウンショット。

3位◆花尻正人プロ
・エリアは平井川上流部。ブラインドでの釣りをベースにサイトでいい魚をとる事が出来た。ルアーはリミットメイカー・カットバックテール(モエビ)のダウンショット、エックスワーム2.5インチ(モエビ)1/96オンスネイルシンカー。

4位◆稲垣信明プロ
・エリアは本流S字の下流側6～7m。ルアーを沈ませて止めたりずる引きしたりして食わせた。ルアーはモス・アップラッシュに2.7gのダウンショット。

5位◆玉井祐次選手
・エリアは黒谷のBW。狭いBW付近を何度も入り直して釣った。ルアーはケムケムシャッド(スーパーホワイト)に1/16オンスダウンショット、イマカツ・風神スパイダー。

成績表

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