大きなリードを活かし逃げ切り!亀井晴紀ペアがAOY獲得!
2015年度JBプロアマ四国シリーズの年間争いは、それまでの2戦を終えた時点で亀井ペアが次点の末光ペアを5ポイント引き離して先頭を走っていた。
後続にはさらに6ポイント差で六車ペア、坂本ペアが追随していた。さらに8ポイント離れた位置には森北ペアが大逆転を狙う構図であった。
しかしその森北ペアが挑んだ大勝負にキューヨシの神様は微笑んでくれず、最終戦で痛恨のノーフィッシュ!
厳しいコンディションのなかから坂本ペアが絞り出してきたのは330gフィッシュが一本、それでも亀井ペアがノーフィッシュに終われば逆転の可能性が残っている。
しかし同点の六車ペアが意地の913gフィッシュを一本持ち込んだ時点で、坂本ペアの戦いは終わった。
注目の亀井ペアは884gフィッシュを持ち込み、六車ペアを退けるものの、これは微妙な様相。
だが5ポイント差で暫定2位だった末光ペアは、なんとノーフィッシュ。すぐそこまで掴みかけていた栄冠が頭上たかするりと落ちていった。
ここで急浮上したのが26ポイント差で追いかけていたTOP50メンバー馬淵ペアだった。2489gのウェイトを持ち込み結果を待つ。
1キロ台、2キロ台前半を持ち込む選手がそこそこ多く、馬淵ペアと亀井ペアの間に何名が飛び込んでくるのか?で結果は全く判らないものとなっていた。
最終集計が終わって出てきた差は6ポイント。大きなリードを持っていた亀井ペアがどうにか逃げ切り、2年ぶりのAOYを獲得した。
地元旧吉野川では誰もが認める強さを誇るカメハルこと亀井選手。さらなる戦いのフィールドを広げて全国区へと飛躍する日を期待したいものである。