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JBジャパンスーパーバスクラシック2020ストーリー

2021年 04月10日()〜04月11日() 山梨県 河口湖

JBジャパンスーパーバスクラシック2020

2021年 04月10日()〜04月11日()

山梨県 河口湖

ストーリー

クラシック最多出場”野村俊介”

遂にクラシックウィナーに!

2020年秋に開催される予定だったジャパンスーパーバスクラシックが2021年の春に開催された。2020年はJBトップ50シリーズが開催されなかったためJBマスターズとローカルJBシリーズの年間上位者41名だけが参加権利を獲得。春の河口湖クラシックは13年ぶり。桜満開の河口湖で繰り広げられた熱い2日間の戦い。優勝は河口湖最多優勝の男”野村俊介”。あと一歩で届かなかったクラシックの優勝CUPをついに手に入れた。

錚々たる顔ぶれのジャパンスーパーバスクラシック2020

ジャパンスーパーバスクラシックはその年の各JBシリーズの年間成績上位者だけが参加資格を獲得できる特別な大会。大会フォーマット・レギュレーションは何度か変更されているが、近年は「1日5本リミット、2日間の総重量」で争われている。また大会会場はここ数年は河口湖でのみ開催されている。通常はすべてのレギュラー大会が終わった晩秋に開催されるが、コロナ禍による延期で2020年ぶんは2021年春に開催された。

出場権利獲得者の中には全国で異次元の成績を叩き出す”藤田京弥”、河口湖No1ガイドかつ2020年マスターズ河口湖優勝の”冨沢真樹”、近年の河口湖ローカルJB無双”青木唯”の地元若手3名に加え、元祖河口湖常勝の”山木一人”、JB最多優勝43勝のうちの40勝が河口湖である本家河口湖最強”野村俊介”と錚々たる顔ぶれ。
一方で2019年の三原直之、2014年の前山智孝など関西の選手が優勝するのも河口湖クラシックの面白さでもある。

クラシック開催の二週間前に開催されたJB河口湖Aシリーズでは藤田京弥が優勝、僅差で野村俊介が準優勝している。この頃は水温一桁台でプリスポーンのワカサギ喰いバスが表層などで釣れていたらしいのだが・・・

Day1 野村俊介いきなり8キロオーバー!

image朝のミーティング
image好天のなかスタート
image野村俊介

桜が満開で一日好天・無風〜美風の観光日和。天気が良すぎて釣りにはちょっとキツそうな雰囲気。
どこのフィールドでも桜満開のタイミングは一時的に釣りづらくなるといわれるが、今大会もまさにそんなタイミング。
一気に産卵モードになったしまったことに加え、水が綺麗になって騙しづらくもなったという。

image野村俊介2匹目をミスる
image例年より早く桜が満開
image準優勝の山木一人

地元若手最強三人衆が苦戦する中、漕艇場のシャローでひとり異次元の釣果を叩き出していたのが野村俊介だ。

野村俊介艇に設置されたGoPro動画を提供してもらったので全キャッチシーンを貼っておく。

1本め。
本人コメント「途中でエレキのボタンを踏み間違えボートが暴走して焦りました」

2本め。本人コメント「2匹目は沖に沈んでるドラム缶と杭?のとこで特に周りに何もないからゆっくりファイト」

次はミス。これは記者も湖岸から見ていた。「たぶん冨樫サンが観たバラシも2キロクラスでした…」

3本め。「3本目の長浜鉄杭はプラから喰い気MAXで初澤サンも気づいたみたいなんですが1回行った時は陸っぱり2人見えてUターンして、入り直したらまだいました」

4本目。以下は本人のSNSより引用

結果的に優勝を決めた初日4本目の3キロクラスのバス。まさにラストキャストでした…。
自分でも2012エリート5最終日のキッカーを思い出すシチュエーションでした。
この日、何度も入り直したエリアですが最後の最後に入ったタイミングで新しいバスが入ってきていて釣った後に「デカイですねー!」と声をかけて下さった陸っぱりの方と話してますが、半径1mくらいのアシの根のアウトサイド気味に同クラスのバスが3本いました。
エリート5 の時も同じでもう少し強いタックルも用意していて冷静に今考えればそれに持ち替えるべきだったけど吸い込まれるようにそのままキャスト。ベールを返す時にはバイトしてました。
その後、DC-S61ULを限界まで曲げスプールを手で押さえてドラグを止めてます。
いつもはFCスナイパー3lbにスイベルをつけてリーダー部はVハードの1.25号なんかを使うのですが、今回はクリアアップした河口湖で少しでも喰わせを意識したのと前日の準備中にチームメイトの五十嵐誠が僕はシューターを使うとアドバイスをくれたのでスピニングのフロロを全てシューター3と3.5lbに巻き替え直結びにしました。
また、フックを伸ばされたって話も選手からちらほら聞きましたがDECOYのボディーフックは強引なファイトでも伸ばされませんでした。
あとほんの1mでもカバーにダッシュされたらさすがのシューターでも3.5lbじゃブレイクされたと思います。
あれから既に9年…
長く続けてればチャンスは巡ってきますねw
野村俊介フェイスブックより引用

これら4本でウエイトは8キロを超えた(後に走行違反ペナルティで公式ウエイトは6,880gになった)。

image野村俊介 6,880g 4匹
image山木一人 4,034g 3匹
image小林洋地 2,348g 2匹

40名中釣ってきたのはわずか10名。単日2位は山木一人で4,034g。3位の小林洋地が2,348g、4位の小林知寛が1,412g。野村俊介は大きすぎるアドバンテージを背負って2日目を迎える。

Day2 2日めノーフィッシュながら、野村俊介が逃げ切り優勝

image2日めもいい天気に
image風下には瀕死のワカサギが浮いていた
image漕艇場エリアの野村俊介

2日めも絶好の行楽日和的な好天に恵まれた。コロナ禍もどこ吹く風という感じでたくさんの日本人観光客が訪れている河口湖。
天気も変わらなければ魚の期限も同じだったようで2日めも魚を持ってきたのはわずか13名。山木一人が2本2390gを持ち込みトータルウエイトを6,424gとし、野村俊介はまさかのゼロ申告。しかし前日の6880gが効いて逃げ切りの優勝となった。

野村俊介は恐らくクラシック出場回数はNo1。正確な数字は不明ながら20回以上は出ているらしい。ちなみに初出場は1997年の19歳のときで山木一人に霞ヶ浦予選に釣れてってもらったという。3回の準優勝を経て遂にクラシックウィナーに名を刻んだ。

今大会は2日間かけて湖のシャローを隈なくチェックし、いい水深にあるストラクチャー類はすべてGPSにマーキング。更にバスがついてるカバー・ストラクチャー類をすべてノートにメモを取り、その数は47匹に。バスの体色やルアーへの反応も紙のメモにとって本戦に臨んだ。

デジタルとアナログのコンプレックス技で2キロ級のビッグバスばかり5本に口を使わせ4本キャッチ。悲願の初勝利となった。


2021年のクラシックは10月30日(土)〜31日(日)に今回と同じく河口湖で開催される。

写真:NBCNEWS・BASS MAGAZINE
動画:野村俊介
レポート:NBCNEWS H.Togashi

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