JBJBマスターズ第4戦ダイワCUPストーリー

2021年 09月11日()〜09月12日() 長野県 野尻湖

JBJBマスターズ第4戦

ダイワCUP

2021年 09月11日()〜09月12日()

長野県 野尻湖

ストーリー

ライブスコープシューティングマスター青木'ゆいぴー'唯
JBマスターズ2連勝の快挙!

2021年9月11日〜12日長野県野尻湖でJBマスターズ第4戦(最終戦)ダイワCUPが開催され青木唯が優勝した。そう、前回の河口湖戦に続きマスターズ2連勝という快挙を成し遂げた。盟友藤田京弥もマスターズ全大会初日トップという偉業を達成。もはや藤田京弥・青木唯の2人のライブスコープシューティングは向かうところ敵なし状態である。誰がこれを止めるのか?

Day1 藤田京弥 4大会連続初日トップ!

マスターズ最終戦は10数年秋の野尻湖で開催されており、毎年同じエリアの船団戦になっている。魚の動きも10数年大差なく今年も琵琶島〜大崎エリア沖と菅川沖のディープフラット戦となった。ディープフラット船団から優勝者がでることは多くはなく、他とは違った釣り方をしないと優勝は難しい。
2019年から彗星の如く現れたガーミンのライブスコープを使った釣りは藤田京弥・青木唯というモンスターを生み出すことになった。2021年の野尻湖戦初日はこの2名の頂上決戦の様相を呈した。

記者は2年連続してこの大会の前日プラで佐々一真選手に同船している。結果、去年よりは少し厳しい感じだった。他のボートも朝のうちはフラットで船団になっていたが10時過ぎにはあまりのバイトの遠さにバンク狙いにシフトしてる選手がほとんどだった。釣れるひととそうでないひとのウエイト差が激しく開きそうな大会に思えた。

image曇天無風の初日朝
image船団戦
image菅川エリア

大会初日は曇天無〜微風で始まった。始まってみればバンク系のボートは少なく例年通りのディープフラット船団戦だった。初日は湖畔道路から選手を撮影したが、ヒットシーンはほとんど見れずだった。

検量が始まるとやはり去年よりは厳しい状況で2割がノーフィッシュ。リミットメイクは14%だった(去年は35%)。

2019年、2020年に野尻湖のマスターズ戦で単日5400g台が記録されている。大会ウエイトとしてはMAX級。2018年ごろまでは2日間6キロ台で優勝だったことを思うと野尻湖バスも大きくなっている。

image 1位 藤田京弥 5,420g
image2位 青木唯 4,960g
image3位 藤居賢司 4,215g

そんな近年のMAXウエイトである5400g台を持ち込んだのは強すぎて形容する言葉が見当たらない藤田京弥。これで2021年のJBマスターズシリーズ全4戦全て初日トップという信じられないミラクルを達成。
とはいえ数を釣ってこのウエイトにしたわけでなく初日にキャッチしたバスはきっちり5本。そのうちの1本がサイズ狙いのバンク系の釣りでキャッチした50cm1800クラスのキッカーだった。皆800〜900g台を狙う中、それらの2匹相当の1800クラスは値千金のキッカーフィッシュ。本人も「1800は出来過ぎ」と謙遜していたが、積極的に狙いにいきないと釣れない魚でもある(翌週は同じ展開で桧原湖トップ50で優勝した)。

そして単日2位は藤田京弥のライバル青木唯。第2の青木はメキメキと頭角を現してきた。青木唯はディープフラット組の一人だが「テクニック」で周りを出し抜いて4960gをマークした。

3位は野尻湖トーナメントで活躍している藤居賢司4215g。4位は野尻湖ガイド林晃大で3514g。
上位2名は別格として3キロ釣れば6位、2700でシングル、0〜1匹が半数という初日だった。

Day2 青木唯が4755gを持ち込みブッチぎりの優勝!

2日めも初日と同じような天気。朝方は薄曇り、昼ごろから晴れ、無風〜微風。初日より少しだけ風があった感じ。

image曇天微風の2日め
image釣れそうな天候だが・・
image青木唯のヒットシーン

2日めはボートで湖上へ。船団の傾向は初日とほぼ変わらず。例年よりヒットシーンに遭遇する回数は少ない。

2日めは104名中78名が検量。リミットメイクは5.8%だった。

image青木唯 4,755g
image 藤居賢司 3,554g
image今大会のお立ち台

初日単日3位の藤居賢司が地元ベテランの意地を見せ3554gで単日2位。しかし今回は相手が悪かった。青木唯が4755gを持ち込んだ。藤田京弥は2本1784gで失速。
結果、初日2位・2日め1位の青木唯が河口湖戦に続き2連勝で幕を閉じた。

前身JBTAプロシリーズでは1989年に今江克隆が2連勝、JBローカルシリーズでは、それこそ藤田京弥・青木唯が河口湖で、佐々一真が山中湖で連勝を達成しているが、人数の多いJBマスターズシリーズでのシーズン内連続優勝は今回が初である。

大会終了後、藤田京弥・青木唯が反省会(?)をしていた(2人は仲良し)。聞けば、藤田京弥は初日5本・2日め2本だったのに対し、青木唯は初日10本・2日め15本釣ったという。決して数釣り大会ではないが、今回は青木唯に軍配が上がった。藤田京弥は「今の時点でディープの釣りはゆいぴー(青木)のほうが上手いってことですよ」と讃えていた。

なお、2人が使ったリグはほぼ同じ。1インチクラスのワーム+ジグフック+ネイルシンカーの組み合わせ。いわゆる「ホバスト釣法」で使われるセッティングだ。この時点ではまだ2人とも完全なセッティングには辿り着いておらず試行錯誤の段階だった。藤田京弥が最初に始めたこのリグをこの時点で知っていたのは藤田京弥・青木唯・佐々一真の3名のみだった。そして、非公開のまま次週のトップ50桧原湖へ続いた・・・

なお、お盆の頃の長雨と気温低下の影響で一時的に渋くなっていた野尻湖だが、ウィードがプラスに働いているのかノンキー〜30cmクラスの個体がかなり増えているという。来年以降も楽しみだ。

2021年JBマスターズA.O.Yは3年ぶり2度め藤田京弥

青木唯の2連勝も凄いが、年間ポイントランキングトップは藤田京弥。
第1戦 津風呂湖 優勝 120点
第2戦 霞ヶ浦 2位 119点
第3戦 河口湖 2位 119点
第4戦 野尻湖 3位 118点
合計476点
総ウエイト 41,239g
検量 45匹
平均 916g

過去データを調べるまでもなく過去最高、しかも圧倒的なポイントでのAOY獲得。これを超えれるのは本人か青木唯しか居ない?それとも更なる若い世代が頭角を表すのか?!

しかし本人は「3年前は勢いでAOYを取れた。けど今は確実に成長してるのを実感している」「まだまだ釣りが上手くなりたい!」と壇上でコメントしていた・・・恐ろしやぁ

写真:NBCNEWS/BASSMAGAZINE
レポート:NBCNEWS

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