JBJBトップ50第2戦東レソラロームCUPストーリー

2022年 06月03日(金)〜06月05日() 山口県 弥栄ダム

JBJBトップ50第2戦

東レソラロームCUP

2022年 06月03日(金)〜06月05日()

山口県 弥栄ダム

ストーリー

2022年JBトップ50シリーズ第2戦が山口・広島県境にある弥栄ダムにて東レソラロームCUPとして開催された。季節は産卵期最終章。様々なコンディションのバスが混在する状態で「これ」という釣り方がない感じで3日間安定して釣ってきた選手は皆無。そんな中、予選11位通過の黒田健史が5キロ差をひっくり返して優勝した。

Day1 Mrガーミン佐々一真が6キロでスタートダッシュ

晴天の予選初日

弥栄湖戦は2017年にも同じタイミングで開催された。あの時は水位が平水で虫の提灯釣りが炸裂。上位陣全員がオーバーハング絡みの虫パターンだった。しかし今年は水位が低くオーバーハングが存在しない。

低水位でオーバーハングが無い

更に赤潮っぽい濁りが小瀬川上流域に発生しておりサイトフィッシングもやりづらい水色のエリアが多かった。

快晴夏日の予選初日は取材艇で全域を回ってみた。少ないながらも初日はスポーニングベッドが残っていたようで、明らかにそれを狙っている選手の姿が少なくなかった。

ライブスコープをチェックする佐々一真

それ以外は基本は岸沿いにボートポジションを取り、ライブスコープ画面をガン見しつつ、ライトリグやロングワームを立木やガレ場、岩などにチョイ投げする感じが多かった。

選手の分布はざっくり美和筋3・下流域1・小瀬川筋6という感じ。特に小瀬川の上流〜中流域が一番人気だった。

15時に検量が始まる。戦前の予報よりは釣れており検量は長蛇の列。

結果、50名中47名が検量。3キロ後半でシングル、4キロ後半でベスト5。

50番めの最終フライトだった佐々一真は会場付近をメインエリアに据え、岬の沖やレイダウンに浮くアフタースポーンのビッグバスをライブスコープシューティングで狙い6035gを持ち込んだ。

初日トップ佐々一真 6,035g

佐々に限らず3位の佐藤旬、4位の吉川永遠、6位の藤田京弥も4匹で4キロ後半のウエイト。ビッグフィッシュが多い弥栄湖のポテンシャルが垣間見えた。なお産卵後のため痩せているが、コンディションが良ければ2キロは余裕で超える大きいバス(長いバス)が多く持ち込まれた。

Day2 五十嵐誠と今江克隆が6キロ超え

濁った上流域を流す今江克隆。

2日めも快晴に恵まれた。気温は初日よりも少し肌寒い朝だった。この日も選手の分布は概ね初日と同じで本流筋中〜上流が人気だった。

2日めトップ五十嵐誠も上流域を流していた

単日トップは五十嵐誠。

2日めトップ五十嵐誠 6,115g

本流上流域でミッド〜アフター〜回復の魚を集め5本6,115g。13時まで小バス2本だった今江克隆は本流最上流域で爆発的パターンを発見し6キロをマークした。

予選結果 五十嵐誠の復帰後初優勝なるか?

2017年の予選は
1位青木大介
2位三原直之
3位五十嵐誠
4位黒田健史
だった。今年は
1位五十嵐誠
2位佐々一真
3位三原直之
4位藤田京弥

五十嵐と三原が連続で良いポジションにいる。初日トップの佐々が2日めスコアを落としたため、周囲の下馬評では尻上がりの五十嵐有利の声が多かった。しかし2.5キロフィッシュが複数持ち込まれる大会なので4キロ差はあっけなく逆転されるポテンシャルもあるのが弥栄湖だ。が、まさか5キロ差をひっくり返すとは・・・

雨の最終日 黒田健史が今大会トップウエイトを出し逆転優勝

曇天ローライトで始まった最終日

曇天で始まった決勝最終日。予報が的中し昼前から本降りの雨になった。

帰着時は本降りに

その雨がプラスに働いたのか、最終日にも関わらずハイウエイトが続出。4キロ以上が7名にのぼった。

圧巻は黒田健史で4匹ながら6,780gを持ち込んだ。

黒田健史6780g

最終日にして今大会のトップウエイトだ。予選トップ五十嵐誠、2位佐々一真は1キロ前後で終わった。

小森嗣彦4,595g

予選5位通過の小森嗣彦が4,595gというハイスコアをだしたものの黒田のトータルウエイトにはわずか2g及ばずだった。

結果、黒田健史が初日3,258g、2日め2,624g、3日め6,780g,トータル12,662gで優勝した。

TOP5

黒田健史は2008年のJB津風呂湖で年間優勝し2009年から2013年までトップ50シリーズに参戦し2014年からはJBマスターズに参戦。2017年にJBトップ50へ返り咲き、その年の2戦目の弥栄湖戦で優勝争いをするも最終成績は4位だった(その時の3位が五十嵐誠)。トップ50通算10年目の2022年に悲願の初優勝を遂に得ることができた。

BASS3.0

2017年6月の大会は「オーバーハングの虫パターン」という明確な釣り方があったが今回はこれと言って強烈なパターンが無かった。ただ2017年当時には無かったライブスコープが今大会も優勝に貢献しているのは間違いない。更に自動エレキも当時は無かった。わずか5年で大きく様変わりした。今はバストーナメント3.0ではないだろうか。

これで西日本2連戦が終了。次からは東日本3連戦。第3戦エバーグリーンCUPは灼熱の7月29日〜31日に茨城県北浦で開催される予定。

*去年からトップ50優勝者には個別にロングインタビューをしてますが黒田健史選手は自身のブログに今大会の詳細をUP済みなので詳細はそちらを御覧ください。
https://kenshikuroda.com/nongenre/15645/

写真・報告:NBCNEWS H.Togashi

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