JBJBマスターズ第4戦ダイワCUPストーリー

2023年 09月30日()~10月01日() 山梨県 河口湖

JBJBマスターズ第4戦

ダイワCUP

2023年 09月30日()~10月01日()

山梨県 河口湖

ストーリー

日本のトップクラス・ライブシューティング合戦。今戦は佐々一真が頂点に立つ

2023年のJBマスターズ最終戦は9月30日~10月1日に河口湖でダイワCUPとして開催された。全体的には浅川・西湖放水路が船団になる放流戦で過半数が船団戦に挑んだ。放流には目をくれず沖のライブシューティングに賭けた選手は1割ほど。結果、上位3名は沖の釣り。優勝は佐々一真。初日5100、2日目8600というビッグスコアで好敵手青木唯に釣り勝った。

Day1 青木唯5745gでトップに

曇天の朝
全国から99名が参加
浅川の船団
浅川の船団
沖のライブシューティング。奥が佐々一真
沖のライブシューティング。奥が佐々一真
佐々一真選手提供の映像 Day1

初日は朝のうちは曇天・霧雨。昼前から雲が途切れ始め検量の頃には青空も垣間見えた。2023年の暑い夏が継続しており9月末にも関わらずTシャツでOKな河口湖。

自転車で湖岸を一周してみると浅川と西湖放水路に大船団が形成されていた。他のエリアは開店休業状態。湖中央部にライブシューティングを行うボートが数艇浮いていた。

99名参加で検量したのは74名。ほどんどが放流魚だった。上位4名は沖のライブシューティング名手がずらりと並んだ。

1位 青木唯	5,745g
1位 青木唯 5,745g
2位 佐々一真	5,120g
2位 佐々一真 5,120g
3位 阿部貴樹	4,186g
3位 阿部貴樹 4,186g
4位 青木大介	4,088g
4位 青木大介 4,088g

単日4位は青木大介。2本ながら4,088gという記録。3位は入鹿池のライブシューター阿部貴樹。3本で4186g。2位は佐々一真。4本で5,120g。そして1位はもはや誰も驚かない青木唯で5,745g/5匹。なお青木唯は2023年河口湖のローカルプロ戦に6回出場し5回優勝しており、夏以降は3本で6キロを当たり前に超えている。それを踏まえるとこの日の5本5745gは半分くらいの軽いウエイトと言える。

Day2 佐々一真が8,610gで同ポイント重量勝ち!

2日目スタート
2日目スタート
ロイヤル沖の青木唯
ロイヤル沖の青木唯

2日めもすっきりは晴れず富士山を見ることはできなかった。昼前から青空が顔をだしやや強めの風が吹く場面もあった。

佐々一真選手提供の映像 Day2

青木唯が4,550g/3匹を持ち込んだ一方で佐々一真は脅威の8,610g!
放流組は4キロがマックスなので結果
1日め 1位青木唯 2位佐々一真
2日め 1位佐々一真 2位青木
マスターズは総重量でなくポイント制。両者ポイント合計は239で同点。公式ルールに則り総重量が重い佐々一真が優勝カップを手にした。

1位 佐々一真	8,610g!!!
1位 佐々一真 8,610g!!!
2位	青木唯	4,550g
2位 青木唯 4,550g

佐々一真vs青木唯の頂上対決は6月のトップ50小野湖戦に続き今季2回目。今回は佐々一真に軍配があがった。青木唯はやはりウエイトが軽い魚しかいないエリアを選択してしまったことを悔やんでいた。

青木唯・佐々一真の2人はいまの日本のライブシューティングのトップランナー。この釣りが登場してから数年経つが、まだこの2人に追いつく選手は現れていない。むしろどんどん差が開いている印象。

総合3位は青木大介。河口湖マスターズはライブシューティングで2戦連続3位。アメリカ参戦で日本のライブシューティングの釣りに関しては周回遅れのスタートだった。にもかかわらず初年度で先頭集団に追いつくのはさすが青木大介としかいいようがない。

これにて2023年のJBマスターズ戦は終了。年間ポイントランキングは南一貴が432pで一位を獲得した。

動画提供:佐々一真選手
写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi

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