概要

首都圏では桜も見頃となった4月1日、山梨チャプター第1戦「キャリルカップ」が河口湖で開催され、シニア・ジュニアを含め計98名が参加した。
今年からシーズン開幕のトップに開催されるクラシックを翌週に控え、参加選手のみならず、出場を控えた選手には春のネイティブの動きは気になるところ。暖冬の影響か、とりわけ今年はシャローにシラウオの群れが多く見られ、早い時期からグッドコンディションのバスがウロウロしているとか。そして、週半ばには放流もあったとの話で、これらは果たして口を使うか否か。
午後1時に検量開始。まだまだ低水温とはいえ、やはり放流はそこそこ口を使ったようだ。魚を持ち込んだ大半の選手は放流をベース。リミットメイクの選手はやや少ない。話を聞くと、放流地点から少し離れた所まで泳ぐ体力のある魚が口を使いやすいらしく、ものの20分でリミットメイクしたという選手も。あとはこの時期特有のブリブリのネイティブがどのくらい見られるかと期待したが、やはりそう簡単には釣れないようである。今回優勝の飯田選手は、前日のプラクティスでネイティブの動きをチェック。水温の上昇と共にシャローに差してくるタイミングが重要だが、急な冷え込みで例年のこの時期よりも深めのレンジに魚がいる感触をつかんでいた。結果、1500gのキッカーを溶岩帯でキャッチし、同じ釣りで放流も交え、4本ながら2900gで第1戦ウイナーに輝いた。最後になりますが、今大会の冠スポンサー様であるキャリル様、ご挨拶いただきました沢村プロに御礼申し上げます。

次戦は6月17日(日)に開催されます。5月1日より、従来のNBCエコルールとは別に、河口湖レギュレーションによりプラスチックワーム類の使用が出来なくなります。第2戦以降に参加の選手は、これらのルールを十分に把握したうえで参加してください。ホームページでもルールに関する詳細をアップする予定ですので、そちらも参考にして下さい。

※今回の大会では、成績表・集計にミスがあり、参加者の方々にはご迷惑をお掛けしました。可能な限り訂正した成績表をアップし直しましたが、もし不備があった場合(特にゼッケン・会員番号)はお手数ですが、事務局アドレスまでメールでお知らせ下さい。

上位のフィッシングパターン

1位　飯田　正孝
　場所は主にさかなやとロイヤルワンド。10時に1500g前後の魚をキャッチ。タタミ沖のディープフラットにある小さなハンプで。
ルアーはスモラバにトレーラーはシャッドシェイプ。アクションはズル引き&チョンチョン。

2位　刈田　拓人
　すべてネイティブ狙い。場所はうの南のシャロー。4インチのエコバチで64分の1のジグヘッド。あとは放流が混じった。

3位　田中　健治
　場所は長浜奥の右のくずれ桟橋。
釣り方はショートダウンショット2.5インチのクロステール。水深1.5メートル。
その後大石～丸栄～長浜。

4位　八尋　清
　エリアが長浜の桟橋よりワンド側とさかなや西側のワンド。
釣り方が、ライトラバージグ22分の1オンスで1.5メートルぐらいを流して探し、たまっている魚を釣る。計6本。

5位　片岡　秀幸
　エリアが魚屋のワンドの島まわり。
釣り方がジグヘッド16分の1オンスにタイニービッツで熔岩の穴撃ち。
穴に落としてボトムに着いたときに釣れる。計10本。

成績表

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