NBCチャプター山梨第4戦ACE MAKERCUP

概要

秋の気配が色濃くなってきた9月21日、山梨チャプター第4戦『ACE MAKERカップ』が河口湖で開催された。前日からの前評判は、とにかく『釣れない』という声が多く聞かれた。放流魚の影響もなく前日開催のヒューマンチャプターでもウエイインは15名で1本のみの選手も多い。しかしその反面、優勝選手は3kgフィッシュを持ち込み会場を沸かせた。

現在の河口湖はネイティブの魚メインでマメが多い中、タイミング次第では一撃でぶっちぎることも可能。果たしてどうなるか・・・。

午後12時半過ぎに検量開始。早速持ち込まれた魚は1本ながら1600gオーバーのグッドサイズ。しかしその後は1本でも500gを下回るサイズが多く、フタを開けてみるとリミットメイクの選手はゼロだった。検量後半、年間暫定3位の永松選手が2kgアップを含む2本2400gをウエイイン。これで決まりかと思われたが、最後の検量でトリを飾ったのは常連コバちゃんこと小林選手。痩せてはいるが異様にデカい1本は結果、フック飲みのペナはあったものの2430gで第4戦優勝を決め、インタビューではお得意の『コバちゃん節』が炸裂。会場の笑いを誘った。また、年間優勝は永松選手が獲得。全戦をシングルでポイント獲得し、見事クラシック出場権を手に入れた。
今回は冠スポンサーのACE MAKER代表である堀様にご挨拶いただき、優勝選手にはプロトタイプのロッドが賞品として贈られたほか、会場にはサポートプロの五十嵐プロ、勝又プロも駆けつけてロッドの紹介をいただきました。
今年は雨に泣かされることの多かった山梨チャプター。当日も午後からは本降りの雨になりましたが、事故無く無事にシリーズを終了できました。最後になりますが、今回のスポンサーACE MAKER様と、一年間参加して下さった選手の皆様にお礼申し上げます。


11月9日には、関東Cブロックチャンピオンシップが河口湖を会場として開催されます。この大会の優勝者はクラシックの出場権も獲得できますので、関東Cブロック各会場の権利獲得選手は是非チャレンジして下さい。

上位のフィッシングパターン

1位　EKA29　小林義典選手
長浜のリーズフリップというメインパターンがダメでハワイ周辺へ移動。帰着間際に、流れてくる葉っぱを食べているバスをアンクルジョッシュポークを流れに乗せたドリフトで食わせてキャッチしたニャン。

2位　EKA7　永松洋介選手
三ノ瀬をメインエリアにしていた。朝イチは先行者で入れず、周辺のフラットやブレイクで1本キャッチし、空いた同エリアに入り直したところベイトが入ってきたタイミングで2キロフィッシュをキャッチ。リミットメイカーのストレートポークをダウンショットで使用。

3位　EKA190　牧嶋健一選手
ハワイ～長崎までがメインエリア。ブレイクと並行にディープクランクのドラッギングで4本キャッチ。7～8mのベイトが映るラインを狙った。使用ルアーはTDハイパークランク。

4位　NBC41751　山本俊和選手
ハワイ～長崎までとラジコン岬周辺。5m前後のブレイクのアウトサイドをシャッドのドラッギング&ジャーク。使用ルアーはウルトラスレッジ。

5位　EKA25　永野浩選手
メインエリアは小海～寺下。コースブイより沖側がダメで、シャロー側にウイードが絡んだブレイク7～8mラインにベイトがいたためブタシラウオ(ブラック)のダウンショットとスモラバで狙って4本キャッチした。

成績表

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