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JBトップ50 第5戦 がまかつCUP
10月21日() 茨城県 霞ヶ浦

ストーリー

リアル”波乱”の最終戦は前例の無いワンデイ戦
季節を1歩進めたテトラの穴撃ちで関和学が優勝

2017年10月20日〜22日の3日間、茨城県霞ケ浦水系でJBトップ50シリーズ最終戦がまかつCUPが開催される予定だった。が、大荒れの天候で競技が出来たのは21日のみ。前身JBワールドシリーズを含めトップ50シリーズで一日しか開催できなかったのは今回が初。単日の成績がそのまま総合成績になった。長雨による増水・秋の荒天ということでシャローの巻物有利と思われたが、関和学はテトラの穴撃ちという一つ季節を進めた釣り方で5本4キロをマーク。最後にスピナーベイトで入れ替えを行い4340gまでスコアアップし19年ぶりに優勝カップを手中に収めた。

10月半ばから曇天・雨、最高気温が20度を下回る日々が続いた関東地方。霞ケ浦本湖の水温も10月15日以降は20度を割った。観測データによれば10月12日に22度、大会当日の21日には17度。10日間で5度下がった。その影響かプリプラクティス〜プラクティス時の反応はけっこう厳しいという声が多かった。

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とはいえ「秋」「増水」というキーワードは「巻物」「シャロー」を連想させる。今大会も各地に点在する沖リップラップやリーズフロントでの巻物をメインにした選手が多かった。ただし単発ヒットはあるものの数は望めない。

そんな状況で関和学が見つけたキーワードは「初冬」だった。

プリプラクティス時から「水温低下と増水」を意識していたが、元気の良いバスがシャローに刺すのはもう少し時間がかかると関和は読んでいた。前日プラでもシャローをチェックしたが反応は無い。時期的に沖目の杭や浚渫もありかと思ったが荒れ過ぎて沖の釣りは出来ず。大会当日も強風予報なので沖の釣りは捨てた。次にチェックしたのが増減水や水温変化の影響を受けづらいエリアにあるドック隣接の沖テトラ。沖テトラを狙う選手は他にもいたが、その多くは外側を巻いたり、沖目のコボレ岩をワームで狙う方法。「初冬」をキーワードにした関和は奥側の穴をネコリグで狙ってみたところすぐにバイトが出た。

そして迎えた本戦当日。タフコンディションであるがゆえに思い描いたプランは「サイズはともかくリミットメイク優先。余裕ができたらシャローでキッカー狙い」だった。前日プラで見つけたネコリグの穴撃ちパターンは生きており11時には推定4キロでリミットメイクした。同じテトラ狙いの選手は周りにいたが、多くは重めのシンカー付きリグをもちいていた。一方の関和は4インチエコカットテールのネコリグで他よりもよりスローにフィネスにアプローチして差をつけた。

最後に北浦へ戻ったラスト5分。スピナーベイトに来たのは入れ替えフィッシュ。このキッカーが効いてトータルウエイトは4340g。結果的に2位が4030gだったので、最後の5分のドラマだった。バイトは多かったので「もし二日目があっても釣った自信はあります」というコメントが印象的だった。

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準優勝のSHINGOはバスボートのトラブルにより今回はアルミボートで参戦。機動力が低いため北浦での戦いを余儀なくされた。しかしそれが功を奏し、ワンエリアをじっくり攻めることができた。アルミボートに12セットのタックルを積み狭いエリアをあの手この手で模索した。結果、流れのヨレや水温の変わり目というキーワードを発見しシャッドやノーシンカーなどで1本1本積み重ねリミットメイクした。

3位は霞ケ浦水系をホームとする竹内俊美。ナサカ・常陸利根エリアのアシをブレーデッドジグ・リーダーレスダウンショットで攻め5本3,858g。ショートバイトに苦しんだ選手が多かったようだが竹内は「風が当たる側にいるのはサイズがよくて食いも深い」とお立ち台で明かした。

4位は市村直之。プラの内容は一旦リセット。リザーバーのように地形変化が顕著で素早く状況を判断できる北浦にエリアを絞って北浦全域をランガン。そこで見えたのは「ワンド入り口付近・雨の影響を受けづらい場所・ウィンディーサイドにある風裏スポット」という条件。水深や狙うモノに応じてシャッド・スピナーベイト・スイムジグを使い分け4本3634gを持ち込んだ。

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5位は郡司潤。北浦下流のソダ・霞本湖の沖テトラを「魚は絶対にいる」と信じて何度も流し直し巻きの展開でグッドサイズを3本キャッチ。嬉しいトップ50初お立ち台に上がった。

JBワールドチャンピオンは青木大介が獲得

12時半までノーフィッシュで「途中で戻しそうになった」と語った青木大介。大量得点差で迎えた最終戦だったがプラの段階では全く見えていなかった。得点差があるゆえに逆にプレッシャーを感じたという。最後はパターン的なものを一切捨て直感で「今、釣れると思う場所」にキャストし2本キャッチ。ポイント差を37まで広げて3度めのJBワールドチャンピオンに輝いた。

年間の詳細はこちら。上位5名がエリート5、15名がクラシックの参戦権を獲得した。

写真・報告:NBCNEWS H.Togashi

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