2001年5月27日
早明浦ダム
参加79チーム
ウエエイン72チーム（91%）
天候：雨のち曇り
気温：20℃
風：微風

　2001年5月27日、11年という長い月日を経て四国にプロト−ナメントが帰ってきました。ト−ナメントレイクとなった早明浦ダムは、四国のほぼ中央部に位置し、ダムサイトから本流バックウォ−タ−までのボ−ト走行距離は、実に17ｋｍにも及ぶ。クリ−ク、岩盤、岬、立ち木と,全ての要素を兼ね備えたこの巨大リザ−バ−で数々のドラマが生まれる事となるであろう。地元の役場、漁協の方々の深い御理解もあって浮き桟橋も設置され、ト−ナメントレイクとしての環境も、とても充実したものとなった。今回のト−ナメントに参加したチ−ム数は79組、この中には、地元四国のプロはもちろんのこと、近県からも多くの参加者が集い、大いなる盛り上がりを魅せた。

この記念すべき第1戦目を制したのは、藤本　和昌/津馬　博チ−ム、前日のプラクティスで50upをキャッチするなどして好感触を得た、上流・下流域の比較的大きなクリ−クの中にある岬まわり、岩盤をクロステ−ルシャッドとセンコ−を、どちらもノ−シンカ−で使用し、54.5cm、2639gを含む5780gというビッグウエイトで見事優勝した。第2位は西原　克彦/常光　健チ−ムで5087g　プラクティスで見つけておいた上流域にあるネストを、ロボリ−チのダウンショットで攻略、サイズの良いネストから順番に釣っていくという戦略を実行したのと、シンカ−の重さをまめにロ−テ−ションしアクションに微妙な変化をつけた事が今回のウェイトに結びついたようだ。第3位は石川　晴彦/本常　昌三チ−ムで4054g　朝一に下流域にあるネストに入り、カットテ−ルのジグヘッドと白ラバ−ジグでリミットを揃えた後、本流バックウォ−タ−に上がり、クロステ−ルシャッドのワッキ−リグで1500gのキッカ−をキャッチした。 第4位は森岡　健児/横山具倫チ−ム、プラクティスで見つけだした、上流のネストパタ−ン、ベイトフィッシュパタ−ンが見事にハマリ、エコギアのストレ−トワ−ムをダウンショットで使用して3881gをキャッチした。第5位は松繁　健介/池田　剛一チ−ムで　3647g　本流と瀬戸側との分岐エリアと付近にあるガレ場のアフタ−スポ−ンバスを、グラブのジグヘッド、ミ−トヘッドのダウンショットで攻略した。全域的にアフタ−かと思われた今大会も、ネストがまだ残っていたようで、そういったパタ−ンを掴んでいたチ−ムと、サイズの良いアフタ−の回復バスの多いエリアを絞り込んだチ-ムが今回上位に食い込んだようだ。広大な早明浦ダムの中にあるごく僅かな入賞パタ−ン、そしてそのカギを見つけ出すのに立ちはだかる幾つもの困難、ＪＢII早明浦シリ−ズはまだ始まったばかりである。

広報　梶原　進也

優勝 　　藤本　和昌　/　津馬　博 　　ウエイト　5780ｇ
前日のプラクティスの時に好感触を得た上流・下流にある比較的大きなクリ−クの中にある"岬まわり、岩盤"に狙いを絞り、クロステ−ルシャッド3インチと、センコ−4インチ（共にウォ−タ−メロン）をノ−シンカ−で使用し, キッカ−となる54.5cm 2639gを含む5780gをキャッチした。前日のプラクティスでも50upを同エリアでキャッチしており、場所とルア−の双方がうまくかみ合った結果が優勝へと結びついたと思う。

2位　　西原　克彦　/　常光　健　　　ウエイト　5087ｇ
プラクティスで見つけておいた上流域にあるネストを、ロボリ−チ　3インチ（グリ−ンウィニ−）のダウンショットで攻略、"サイズの良いネストから釣って行く"という戦略で5087gをキャッチした。プラクティスでネストの位置をしっかりと把握していた事と、シンカ−の重さをマメにロ−テ−ションし、ルア−のアクションに微妙な変化をつけた事が今回のウエイトにつながったと思われる。

3位 　　石川　晴彦　/　本常　昌三　　ウエイト　4054ｇ
朝一は、プラクティスで見つけておいた下流域にあるネストからスタ−ト、白ラバ−ジグとカットテ−ル（ウォ−タ−メロン）のジグヘッドでリミットメイクをした後、吉野川本流のバックウォ−タ−に入り、クロステ−ルシャッド3インチ（ウォ−タ−メロン）のノ−シンカ−を"スク−ルしている魚の中を通す"という戦略で1500gのキッカ−をキャッチした。

4位 　　森岡　健児　/　横山具倫　　 ウエイト　3881ｇ
"上流にあるネストパタ−ン"と"ベイトフィッシュに付く魚を狙う"といった2つの戦略で本戦に臨んだこのチ−ム、エコギアストレ−ト、3インチ（テキ−ラサンライズ）ダウンンショットのシェイキングが見事にハマリ、3881gを叩き出した。

5位　　 松繁　健介　/　池田　剛一　 ウエイト　3647ｇ
吉野川本流と瀬戸川の"分岐エリア"、付近にある"ガレ場"をグラブ（ホワイト）にジグヘッドと、ミ−トヘッド（ウォ−タ−メロン）のダウンショットで攻略した。アクションはシェイク＆ステイという事と、魚をキャッチしたエリアからサイズの良い、アフタ−の回復バスをキャッチしたと推測できる。

以下失格