高得点で僅差の激突!亀井晴紀ペアがAOY獲得!
2017年度JBプロアマ四国シリーズの年間争いは、プロアマ四国史上まれに見る高得点バトルとなった。
開幕戦、江口・武田というTOP50メンバーの1.2フィニッシュに次いで表彰台に上った亀岡ペアは、第2戦で惜しくも表彰台を逃すものの6位という高位置で最終戦を迎えた。
一方開幕戦では惜しい6位だった亀井ペアは第2戦で気迫の優勝!その時点で亀岡ペアを3点差上回るトップ位置につけた。
もちろん、開幕戦で上位入賞し第2戦で準優勝した牧野ペアや同じく表彰台に上った大西ペアも数ポイント差で最終戦の逆点を虎視眈々と狙っていた。
迎えた最終戦のウェイイン、暫定4位につけていた大西ペアが3263g、暫定2位の牧野ペアは2746gと上位入賞&あわよくばのウェイトを持ち込んだ。
しかし次々と持ち込まれる好ウェイトに各ペアの順位は抜かれていき、逆点年間を狙うには上2組がいかに釣れていないかを頼るだけになってしまう。
そんななか亀岡ペアは崩れない、ビッグバス2本で優勝してもおかしくない3398gというウェイトを叩き出す。
残るは亀井ペアのウェイトで全ての勝敗が決める・・・ライブウェルから取り出される個体はどれもしっかりした3本、ウェイトは3345gだった。
この亀井ペアと亀岡ペア、3345gと3398gわずか53gの間に2組を越える選手が割り込めばポイント的に亀岡ペアの逆点AOYとなる。
かなりの好ウェイトを持ち込んでくる選手が多く、緊迫のウェイインが進み、そして全ての結果が判明した。
決戦の2組の間に割り込むウェイトをマークした選手は無し!わずか2ポイントという僅差で亀井ペアが2017年の年間優勝AOYが確定した。
2013年、2015年に続き、飛び石2年で3度目のAOYを獲得した亀井晴紀ペアの強さは磐石だ。来期は誰が彼に挑みどんな戦いが繰り広げられるのだろうか楽しみでならない。