NBCチャプター和歌山第2戦タックルベリーCUP 2011年06月12日(日) 和歌山県 七川ダム

【がんばろう!ニッポン】

◆このたびの東日本大震災にて尊い命を亡くされた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また被害を受けられた皆様におかれましても心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興をチャプター和歌山一同お祈り申し上げます。

【黙祷】

◆久々の七川ダムへようこそ～・・・と言いたいところですが、あいにくの台風2号やそれに伴う暴風・暴雨により一時は開催が危ぶまれました。しかし日頃のチャプター和歌山メンバー・スタッフならびに支えてくださる皆様の善意・善行が嵐をすっ飛ばし無事開催の運びとなりました。全国でも先進的・革新的との誉れも高い「気象情報配信の仕組み」を持つ和歌山県の熱意あふれる気象情報配信メール(人はこう呼ぶ・・・「防災わかやまメール」)によりダム放流情報や暴風警報・波浪警報・河川水位状況などマメな情報配信により、降りしきる大雨のなか会長那須の英断(えいや～・・・ぢゃないですよ)で本大会は開催を決定したことをご報告申し上げます。豪雨の中、自らの危険もかえりみずプラを繰り返す釣りびとたちには「真の釣りバカ」称号を譽れ高く差し上げたいとともに無事故の釣行を貫く「真の勇者」達に改めてエールチョコレートを送りたい(本当は「じゃがりこ」だったりして:爆)

◆前置き(冗談)はさておき、悪天候が予想された超悪コンディションにもかかわりませず、副会長天野の時間ギリ重役出動をもっての「6時だよ!全員集合～!(心の掛け声)」は近年稀に見る大人数がまぢ集合～、また「和歌山新報:和歌山市内発行の地方紙」一面でしかお姿を拝見したことがない「陸っぱり和歌山代表」またの名を(いやむしろこちらが正式名称)「陸つりクラブ和歌山会長:中井俊之さま」ご臨席のもと開会式が始まった事にしばしの感動を覚えた次第でございます。拙いチャプター和歌山運営スタッフも久々に大忙しの予感「その時歴史は動いた」ぢゃないけど、過去にない何かが起こるのではとの胸騒ぎとはやる心を抑えながらの、いつもどおりの超短い会長那須のスピーチにスタッフ一同為す術も無く第3戦タックルベリーCUPは波乱の幕開けとなるのであった

◆ダム放流のタイミングが多少遅かったためか普段陸地になっている場所が幾ばくか水面下にあったため、潮干狩りにはもってこいの遠浅状態、よって「釣船:ボート」を湖面に降す作業は多少危ぶま
れたが無事時短を達成、参加選手の見事な連携プレイ(一部放置プレイ?放流プレイ?もあったが)スムーズな試合運びとなったことはいうまでもない

◆小雨と晴れ間が交錯する中、遂に大波乱の検量が始まった!チャプター和歌山の逆ルールブックたる「チームかるとふぇる」のおやっさんこと竹田達矢選手に「ニューヨーク東8番街の奇跡」並の(いや並ぢゃない)相当なミラクルが舞い降りた～・・・日頃より厳しい表情でお仕事をされている竹田選手は大会になると笑顔満載で挑むのだが、なかなか勝利の女神は微笑まず・・・な毎日を送っていたわけですが、今回の検量に挑むその大胆不敵にして素敵な笑顔は大波乱か大乱闘かわからん位の「ポセイドン」級お魚ちゃんを提げ、後頭部が地面に着く位の仰け反りようにスタッフ一同ワラタ・・・のもつかの間「ど～ん」と出てきたお魚ちゃんは相当な目方・・・相方の小林克己もめはり寿司状態の超大物ゲット～、計量秤の電源が落ちる位の重さに(電源線を踏んでいただけですが)大きな響動めきが起こったことはいうまでもない、日本一の山びこスポット「椿山ダム」ならば響動めき山びこ返しで近隣から苦情が舞い込む位のお魚ちゃんであった(七川ダムなのでかろうじてセーフ)

◆で・・・三日天下ならず三十秒天下にトドメを刺したのは「元祖七川の主にしてほぼ住人」こと寡黙な釣り師「谷口真一」その人Step　Up!竹田選手が態度よりデカイお魚ちゃんと記念撮影に勤しんでいる間に怒涛の4kgUp～もはや為す術も無く竹田選手の優勝は、海原はるかかなた(遥か彼方)の方へ「ふぅ～っ」とすっ飛んで行ったのでした～・・・残念～・・・・・というわけで結局薬局放送局で優勝はいつもどおりの「キング谷口」Respect!やはりこの人を抜きにして七川は語れません(勝たれません)チャプター和歌山への参戦を迷っているそこの貴方・・・一見の価値ありですぞ～・・・・来れ若人!貴方の挑戦を心よりお待ち申し上げます

◆3位はこれまた粋なミスターダンディズム上り調子の昇(のぼる)楠本(くすもと)～最近おサレなCAPに変更し、いいタイミングでお立ち台ゲット～楠本選手の笑顔を久しぶりに見させていただきました。次回もこの勢いでさらなる上位進出をお願い申し上げます。4位山形いつむ選手(いつもありがとうございます)や5位澤村潤選手(個人的にいつもスミマセン)は超安定感なお立ち台～、変わらぬ笑顔と安定釣果にいつもホットさせられる次第です。次回は台の上を狙ってみんなを見下ろして下さいませ～

◆なんだか概要と言うより「特集:チームかるとふぇる　おやっさんこと竹田達矢選手」になってしまいましたこと深くお詫び申し上げます。地元では近所の宮北小学校主催夏祭にご寄付下さったり、
美味しい料理を提供してくださったりと、そのダーティな姿からは想像もできない気のいい頑固職人気質な普通の人でございます。仕事や仕込みの最中にこっそり携帯で「NBCチャプター和歌山:概要」を覗きニヤニヤしながら笑顔を振りまく姿に嫁やスタッフはドン引きですが、お立ち台コメントインタビューでの流れるような雑談風脱線コメントは大変参考になったことはいうまでもありません。今新たにチャプター和歌山新種発見とばかりにニューヒーローが誕生したことを個人的に嬉しく思います。また、急な要請にもかかわりませずインタビューアーの大役(対訳)を努めてくださった前川有美プロには大拍手をもって、またのご参加をお待ち申し上げます(旦那さんよろしくね)

◆スペッシャルゲストの「陸釣りクラブ和歌山:会長　中井俊之さま」たくさんの景品を提げジャンケン大会を大いに盛り上げて下さり、また素敵なスピーチも賜りまして本当にありがとうございまし
た。(もちろん禁止エリアでの話ですが)陸釣りの楽しさを会長那須とともに、会場へ来ていた「新名ハンナ」(マイヤンガードーター)にレクチャーいただき正しい楽しい釣りの楽しさを教授下さったことは金の思い出間違いなし、貴重な経験になったことはいうまでもありません

◆◆最後になりましたが、日頃よりチャプター運営に多大なるご支援を賜ります「タックルベリー」様におかれましてはますますの充実・ご発展をお祈りします。また拙い大会運営にも関わりませずご
理解・ご協力を頂いております参加選手並びにご家族の皆様、無事故運営を快くご支援くださる近隣住民の皆様におかれましてもこの場をお借りし厚くお礼申し上げます。(文責:副会長 新名儀和)

1位 谷口真一選手
平井筋の上流域でサンドワーム4インチ(バークレイ)のワッキー掛けダウンショット、ベティ(ガンクラフト)5、9インチのノーシンカーワッキーでボイル打ち。今回ビッグフィッシュとなる2875gのバスは同じく平井筋の上流ストレート左側にあるゴミ溜まりの中をラバージグ&ポーク

2位 竹田達矢選手
添野川筋入り口で付近でスモラバを使いサイトやブラインドで浅めの魚を狙った。最大魚の2600gはデカくて、はじめ木かと思いました(笑)

3位 楠本昇選手
平井筋上流のブッシュから4匹の魚を絞り出す事が出来た。ルアーはエコスワンプ(レイン)のワッキー掛けダウンショット

4位 山形いつむ選手
本流BWをフットボールラバージグ+ダイナゴン(イマカツ)で岸際を撃ちまくる作戦。全てブラインドで釣った

5位 澤村潤選手
エリアは添野川上流。ハドルスイマー(イマカツ)のノーシンカー表層ピクピクで釣った