NBCチャプター広島第1戦イマカツCUP 2011年04月24日(日) 広島県・山口県 弥栄湖

この度の東日本大震災により被害を受けられた皆様に,心よりお見舞い申し上げます。また,お亡くなりになられた方々に心よりご冥福お祈り申し上げ,被災された方々のご健康と被災地の1日でも早い復興をお祈り致します。
朝のミーティングにおいて,会長宮本より,参加者の皆様から頂いた参加費の中から,義援金をさせていただく旨を説明させて頂きました。
GWの前週にもかかわらず,ここ数週間のなかなか上がらない水温は12度前後と,季節の進行が例年より遅い弥栄湖にて4月24日に開催されました。大会当日は,例年以上の減水と,ボートのコントロールも難しいほどの超強風が選手たちを苦しめました。
優勝は2,300gのビッグフィッシュを含む3本で,3,519gを叩き出した上田正幸選手。2位はお立ち台の常連の上田光春選手が2本で3,011g,ラインブレイクがなければもしかしたらという展開だっただけに,その1本が悔やまれます。3位は広島チャプター初参戦ながら,琵琶湖での経験豊富を生かして,2本で2,896gの瀬濤(せとう)選手。今年のA.O.Yタイトル争いの台風の目となりそうな宮本プロは広範囲で魚をキャッチし,3本2,471gで4位。弥栄湖で開催される大会のお立ち台常連,森川選手が2,273gで5位に入りました。
これまで大会が開催されたことがない減水水位による地形とプリスポーンの魚のポジション把握,強風が吹き始めた時間帯までの釣果,強風の中でのバイトの取り方がキーとなったようです。
最後に開催にあたり,今年も冠を持っていただき賞品を提供いただきましたイマカツ様,弥栄湖レンタルボート様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

(1)1位　上田 正幸選手
当日参加の最終フライトだったので,他の選手の入るポイントを見極めて,本湖の立ち木と美和方面を攻めた。朝一に本湖の立ち木に入り,5gダウンショットにて600gを2本釣った。美和エリアに移動して10時30分にイマカツのニードルシャッドのジグヘッドワッキーで2300gのキッカーを釣りこのウェイトとなった。
(2)2位　上田 光春選手
前日プラクティスで2ヵ所大きな魚を確認していた。最終フライトだったが,誰も入らなかったので,大竹スロープ裏のワンドでエコカットテール(#208)の1/64ozネコリグで1,200gを釣った。小瀬川筋に移動して立ち木エリアで51センチを釣った。同じく小瀬川筋でもう1匹掛けたが,ラインブレイクが悔やまれる。
(3)3位　瀬濤 康聡選手
　前日プラに入り減水した湖全体を見て回った。ベイトがいて生命感のあるポイントに入ることにした。イマカツのアンクルゴビーのダウンショットで美和エリアのロードベッドのブレイクで朝一にキャッチ。美和エリアの入り口4mでも同じパタンで釣った。2本とも10時までに釣った。
(4)4位　宮本 洋平プロ
エコカットテール(#208)のジグヘッド3.5gのカーブフォールにてすべてキャッチ。水深は4mまでで,特に深いところでバイトがあった。第1フライトだったので一番行きたかった笹が谷エリアの橋脚で500gをキャッチ。美和エリアの橋脚,笹が谷エリアの岬など広範囲でリミットメイクした。
(5)5位　森川 昭浩選手
今日が今シーズン初めての弥栄湖だった。第1フライトだったので自分の得意な本湖の下流域に入った。リグはエコカットテールのジグヘッド。水深は2～3m。急斜面+立ち木というポイントの内側をフォールにてキャッチした。