激戦を制す逆転劇で本堂靖尚ペアがAOY獲得!
2016年度JB2プロアマ四国シリーズの年間争いは最終戦で劇的なドラマをみせた。
それまでの2戦を終えた時点で暫定首位につけていた津国ペアと次点の本堂ペアとの差は5ポイント開いていた。つまり最終戦で津国ペアが表彰台に立てば本堂ペアが優勝しても追いつかないアベレージを持っていた。
しかし優勝狙いではなく表彰台狙いで守りの釣りをしても歴戦の強者ひしめく四国シリーズでは入賞すらできないのも、誰もが知るところの事実。
チャレンジ精神で果敢に攻めた津国ペアは気まぐれなキューヨシの女神を振り向かせることが叶わずNFで急転直下の戦線離脱となった。
さてそうなれば下位からのジャンプアップが気になるところ。
虎視眈々と狙っていた暫定12位の植田ペアは2638gで当日6位ウェイト、大きく順位を上げて年間5位の表彰台に届いた。
大逆転優勝をも視野に入る暫定4位だった小山ペアが持ち込んだバスは・・・溜め息がもれる2本、それでもこらえて年間4位の座は守り抜いた。
点数ではトップと18点という微妙な位置につけていた横山ペアは安定した釣果で2498gを持ち込み他選手の結果を待つ。
トップと20点差だった福田ペアが3062gで当日表彰台に入賞した時点で横山ペアを逆点、残るは本堂ペア次第となった。
一方「優勝しかない」を公言していた本堂ペアのウェイイン重量は3731gとぶっちぎり!圧巻の強さで当日優勝のうえ年間AOYをも獲得することになった。
現役TOP50シリーズを長年戦い続ける本堂靖尚選手の強さま本物、見事なAOY獲得で四国のトーナメントシーンを牽引する重責をいとも簡単に果たした。
地元チャプターの役員もこなし、まさに四国のプロ・アマ問わずに対する貢献度もピカいち。尊敬のまなざしで多くの選手が応援するなかで、さらなる活躍を期待したい。