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JBJBトップ50第4戦エバーグリーンCUPストーリー

2019年 09月06日(金)〜09月08日() 茨城県 霞ヶ浦水系

JBJBトップ50第4戦

エバーグリーンCUP

2019年 09月06日(金)〜09月08日()

茨城県 霞ヶ浦水系

ストーリー

2019年9月6日〜8日茨城県霞ヶ浦水系でJBトップ50シリーズ第4戦エバーグリーンCUPが開催された。涼しく過ごしやすかった2019年晩夏だったが、大会期間中は一気に真夏の暑さに逆戻り。最終日は台風接近で天候が急変。真夏の暑さ2日間・天候激変の3日め。水中の魚たちも落ち着かなかったようで釣果を維持するのがかなり難しい状況だった。そんな中、オールドルーキー前田憲次朗が3キロ、3キロ、2キロと安定したウエイトを持ち込みトータルウエイト8814gで優勝した。

Day1 3キロ超えが13名の好釣果。南一貴が4,770gでトップ

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大会初日朝は濃霧に包まれた。日が高くなると霧は完全に晴れ上がり真夏の暑さと異様な高い湿度に襲われた。お昼頃までは風もほぼ無く、かなり厳しそうな感じだった。

しかし、蓋を開けてみればリミットメイクが6名、4本キャッチが15名とかなり釣れていた。ウエイトも3キロ超えが続出した。

トップは南一貴。常陸利根・北利根エリアの斜め護岸をフットボールジグ(イマカツ ミッキーヘッドジグ+フラットヘッドカーリー)のカーブフォール〜スイミングで攻め1.4キロフィッシュを含め5本で4,470gのハイスコアをマーク。

2位は高山 陽太郎。北利根エリアのアシ周りにある冠水ブッシュの中層に浮いてるバスを狙って4,225g。OSPドライブスティックのバックスライドセッティグとゲーリーモコリークローリーダーレスダウンショット5gをブッシュの枝に引っ掛けサスペンドバスを攻略。

3位小野俊郎、4位藤田京弥が3600台で好スタートを切った。

Day2 全体的にウエイトダウン。初日上位陣も軒並み苦戦

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2日めは朝から無風〜弱風で晴天。気温も30度を超え真夏の様相に。広大なトーナメントエリアではあるが、長年同じ場所で開催されているため「釣れる場所」は周知のものとなっている。故に、同じ場所が入れ代わり立ち代わりで叩かれる。1日は保っても、2日め3日め同じ場所ではなかなか釣れない。

そんなプレッシャーからか2日めは全体的に釣果ダウン。初日上位陣の多くが2日めは大きくウエイトを落とした。

2日めトップは福島健。初日は霞本湖に浮いたが不発。2日めは北浦・外浪逆浦〜常陸利根エリアに狙いを変えエバーグリーンバスエネミー3.5インチのノーシンカーリグでアシ・杭・リップラップをランガンし3,694gを持ち込んだ。

初日上位陣で唯一2日めも好成績を残したのは前田憲次朗。3146gで単日2位。

初日ノーフィッシュだった平瀬彪だが、2日めは鰐エリアの消波ブロック帯をホッグ系ワームの7gダウンショットで狙い3,094gを持ち込んだ。

初日3キロ超えは13名だったが、2日めはわずか3名。数も2〜3匹釣るのが精一杯という厳しい予選2日めだった。

予選結果は1位前田憲次朗・2位吉海克寛・3位小野俊郎・4位藤田京弥・5位小森嗣彦。上位5名の重量差はわずか1374g。もっと言えば、13位の市村周平まで2キロの差しかない。これくらいのタフな状況では13人抜きの大逆転優勝もありえる状況だった。

決勝日 台風接近で天候急変

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決勝日も朝から晴れの無風。ただし台風15号が接近しており、次第に天気が崩れる予報だった。予報は当たり10時過ぎから一気にローライトとなりにわか雨の場面もあった。3日めの後半にして初の天候悪化。天候が功を奏したのか、プレッシャーマックス&競技時間が短い3日めにしては比較的釣れて、30名中26名が検量へ。

今泉拓哉が3本ながら2846gで単日トップに。3日目のプレッシャーに配慮し選んだ場所は霞ヶ浦本湖。移動時間が長いため実釣時間は3時間程度だが勝負に出た。古渡のシャローカバーをバックスライド系ワーム(ジャッカルRVドリフトクロ)・和田と境島の石積みをスピナーベイト(スティーズスピナーベイト)で攻めビッグフィッシュ賞となる1400フィッシュを含む3本キャッチした。

年間ランキング暫定No1の三原直之は今大会予選26位通過。AOYに黄色信号だったが、最終日に2位のウエイトとなる2,754gを持ち込んだ。常陸利根エリアのチョコレート護岸+アシのシェイドにポッパー(メガバスPOP-X)を入れ3本キャッチした。

Result ルーキー前田憲次朗が3日めにキロフィッシュ2本で優勝

上位5名の釣り方はこちらをごらんください。

予選をトップ通過した前田憲次朗だが、2位の吉海克寛との差はわずか608g、3位の小野俊郎との差も784gしかなかった。トップ50参戦初年度で迎えた暫定トップでの決勝。緊張とプレッシャーに潰される選手も少なくないが前田憲次朗はそれを克服し、最終日に2本のキロフィッシュをキャッチ。JB/NBC全大会での初優勝がトップ50でという快挙を成し遂げた。

2010年にチャプター愛知でトーナメントデビューし2015年・2016年にJB津風呂湖、2017年・2018年にJBマスターズに参戦。2018年のマスターズ年間ランキングを11位で終え今年からトップ50に参戦。前回の旧吉野川戦でもお立ち台に立ち、今大会で優勝。
2年のマスターズ時代に霞ヶ浦の経験はあるにせよ、他の選手に比べ「霞経験」は乏しい。しかし比較的自由に時間を使える環境を活かし、長期プラクティスを行った。それが功を奏しての優勝だった。

2位は第3戦ウィナーの藤田京弥。去年の霞ヶ浦戦では初の大型バスボートに慣れていない感じだったが、今年は完全に自分の手足のように大型ボートを使いこなしていた。クリアレイクのサイトに強いイメージが強いが、それだけではない。河口湖B第2戦ではミドル〜ディープの普通の釣りでも優勝しているし、旧吉野川で見せたシャローカバーの釣りも一流の域に達している。
今回、2日めにシャローカバーを撃つ藤田の姿を路上からしばらく見ていたが、ボートポジション&操船方法・キャストフォームの美しさ&正確さ・ランガンの頻度などは青木大介を思い出させるものだった。
フィールドの種類問わず釣ってくる点も青木大介と同じだ。

3位は小野俊郎。魚は居るが普通のアプローチでは口を使わないと感じ、強いアピールとスピードを意識した釣りを展開。それが効いて予選を3位通過。最終日も3本2176gを持ち込んだ。

4位は吉海克寛。アルミボートでの参戦のため、会場周辺しか回ることができなかったが、逆に一つの場所をじっくり攻めることができたという。2011年に一年だけトップ50に参戦していた復帰組。地元九州ではお立ち台常連で優勝も12回という強者。トップカテゴリーでの嬉しい初お立ち台となった。

5位は小森嗣彦。数が釣れなかった今大会だが、予選2日間ともにリミットメイクしたのは小森のみ。さすがの安定度。最終日も4本持ち込んだ。ただしサイズに恵まれず連日3キロを超えることはできなかった。

前田憲次朗はルーキーではあるが今年43歳。23歳の藤田を除いた今大会のお立ち台平均年齢は45歳。若手の台頭が目覚ましい近年だが、ベテラン勢もまだまだ強い!

年間ポイントランキングは三原直之が首位をキープ

全5戦中、4戦を終えたポイントランキングトップ5は以下の通り。

暫定順位 氏名 ポイント計 1位との差
1位 三原直之 182p 0p
2位 藤田京弥 179p 3p
3位 小森嗣彦 160p 22p
4位 沢村幸弘 156p 26p
5位 加木屋守 152p 30p

1位三原直之、2位藤田京弥の順番は変わらずだが、2人のポイント差は第3戦終了時の17ポイントから3ポイントまで縮まった。

運命の最終戦は秋の桧原湖。昨秋の桧原湖戦で三原直之は3位、藤田京弥は桧原湖の大会初体験ながら5位と互角の結果。

三原直之は秋の桧原湖経験が3戦あるが、すべて9月頭。両者とも10月の桧原湖の大会は未経験だ。
しかし両者とも規格外の釣りをする。過去の常識は全く通用しない。当然どちらが勝ってもおかしくない。
そして22ポイント差ながらも桧原湖がホームレイクと言っても過言でない小森嗣彦が3位についている。
そんな注目度満点の最終戦は10月11日〜13日に”がまかつCUP”として開催される。

写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi

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