ゲーリーインターナショナル 総合学園ヒューマンアカデミーフィッシングカレッジ プロショップオオツカ OSP

JBJBトップ50第2戦ベイトブレスCUPストーリー

2019年 07月02日(火)〜07月04日(木) 福岡県 遠賀川

JBJBトップ50第2戦

ベイトブレスCUP

2019年 07月02日(火)〜07月04日(木)

福岡県 遠賀川

ストーリー

遠賀川無敵の沢村幸弘
今回も圧勝

2019年7月2日〜4日福岡県遠賀川でJBトップ50シリーズ第2戦ベイトブレスCUPが開催された。本来6月の第2週に開催される予定だったが未曾有の減水により7月に延期。九州南部は大雨に見舞われたが福岡県は初日に小雨がパラついただけで3日間無事に開催することができた。
一時期個体数が激減した遠賀川も現在はキーパーギリギリの小型サイズの数が復活しており初日は46%、2日めも33%が5本のバッグリミットを揃え「数が釣れる遠賀川」だった。1匹の平均ウエイトは凡そ530g。3キロを持ち込めはシングル圏内。そんな中、初日5.3キロ、2日め4.4キロを持ちこんだのが沢村幸弘。予選の2日間で10キロ近いウエイトを持ち込み2位に3キロ差で決勝を迎えた。最終日は2.5キロと少しウエイトを落としたが最終合計12キロでトップ50遠賀川戦2勝目をあげた。釣り方も場所もいつも通り。ここ数年ボート関連デバイスの機能が増え性能も著しく向上したが、未だに沢村の釣りを超えられる選手は現れていない。

Day1 沢村幸弘が5,386gでスタートダッシュ

image
image
image

懸念された雨は降っていない。梅雨時らしい薄曇りの蒸し暑い朝。
過去の大会では最上流エリアが人気だったが、今大会は中〜下流域に満遍なくボートが散らばっていた印象。一時小雨がぱらつく場面もあったが、大きな天候変化なく帰着時刻を迎えた。

真っ先に検量へやってきたのはMr.オンガ沢村幸弘。そのウエイトは5,386g。残り48名の選手がどれくらい釣ってるかは謎。しかし、どんなフィールドでも5本リミットで5キロ超えはハイウエイトであるのは間違いない。結果、初日に沢村のウエイトを超える選手は現れなかった。
福島健が5102gで2位、3位の山下一也から9位の吉海克寛までが3キロ台。2キロ釣れば予選通過安全圏内という感じだった。

Day2 沢村幸弘が4,468g、武田栄喜4,324g

image
image
image

2日めも初日と同じような天候。降りそうで降らない曇天、そして無風〜微風。気温は割と涼しく薄手の長袖でちょうど良い感じ。ボートの分布も初日と大きく変わらず全域に散らばっていた。強いてあげれば国道3号線下に常時数艇が溜まっていた。
中〜下流域では沢村のボートも頻繁に見かけた。過去の大会でもそうだったが、沢村はけっして誰も知らないピンスポットを狙っている訳ではない。他の選手達から丸見えの場所で釣りをしている。2013年のレポートに詳細を書いているが、この大会会場は、ブラインドとなる場所が無い。JBの大会会場で最も見通しの良い「丸見え」のフィールドである。
沢村が入ったピンスポットにあとから他の選手が入ることはもちろんのことながら、その逆もある。しかしバスが釣れるのは沢村だけ、ということが頻発するのだ。Twitterによれば沢村はこの日も早い時間にリミットメイクしていた・・・・

結果、4,468gで沢村幸弘が2日連続トップウエイトをマーク。ハイテク魚探満載の武田栄喜が4,324gで2位。橋脚撃ちに徹した上西浩史が3926gで3位。

重量順の予選結果は2位の上西浩史が6,996g 、3位の三原直之が6,444g、4位の武田栄喜が6,390gと6キロ台で並び、沢村幸弘だけは一人異次元の9,854gというスコアだった。

Day3 尻上がりの武田栄喜が4キロ超えでトップ

image
image
image

最終日は予報どおり久々の青空が顔をだした。気温も一気に上昇しやっと7月の九州らしい感じに。昼前から強めの風も吹き出し、3日めにして最も大きな天候変化となった。日々のフィッシングプレッシャーも加わり、さすがに最終日は多くが苦戦を強いられた。リミットメイクは23%まで落ち込み、2キロ釣れば上位5名に入れた。
そんな状況下でも釣る人は釣る。武田栄喜は岩にフリーリグを転がすというパターンを大会中に発見し3日めにそれが火を吹き4260gを持ち込んだ。3日間のトータルウエイトが10キロを超えた。

Result 沢村幸弘12,404gでトップ50遠賀川戦2勝目。最年長優勝記録も更新

さすがの沢村幸弘も3日めはやや苦戦しウエイトは2550gまで落ちて単日2位の成績。3日間トップウエイトの完全優勝は達成できなかったが、文句なしのぶっちぎり優勝。加藤誠司と競っているJBトップ50最年長優勝記録も59歳に更新した。

遠賀川における沢村幸弘の釣りは2013年と変わっていない。もっといえば2010年のクラシックとも大差ないかもしれない。10年近く遠賀川で圧倒的な強さを維持している。お立ち台では毎回「自分的には特別なことはしてない」と語る。過去に何度もメディアが同船し、そのテクニックが世に発表された。動画で見る機会もあった。同じ大会に出ている選手は生でその釣りを見ることができる。しかし、10年経っても誰も真似することができない。国内最高峰とされるメンバーの誰もが完コピできないのが沢村の釣り。近年ボート周辺機器の進歩が著しい。トップ50選手のボートにも相当数が導入されている。しかし、沢村は従来の機器のまま(360℃魚探のみ新規で導入)、誰も追いつくことができない異次元の"精度"の釣りをしている。

次回第3戦は再来週19日〜21日に徳島県旧吉野川にて東レソラロームCUPとして開催される。

写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi

TOP