JB日本バスプロ協会 NBC日本バスクラブ OFFICIAL SITE NBCNEWS

前日の梅雨明け宣言どおりの晴天、真夏日となった第4戦　キャリルCUP、夏休み真っ只中ということもあり湖は釣り人やモーターボート等で大賑わい。放流の方も相変わらず頻繁に行われており、普通に釣りに来るなら釣果は申し分ないのだが、結果からもわかるとおり、トーナメントとなるとキーパーサイズの壁やプレッシャーからか、さらに今回は朝から強い風が吹き続き、またまた渋い大会になってしまった。
やはり、大半の選手が放流狙い。しかし、釣れてくるのはノンキーパーが多く、いかにキーパーサイズを釣るかが勝敗のキモとなるようだ。　結果、上位入賞者もほぼ放流狙いだった。サイトでサイズを選んで釣る。比較的大きめのバスが好むリグ・ルアーで釣る。ポイントを数回りキーパーサイズを釣る。などの方法で、キーパーサイズを数揃えた選手が上位を占めた。
年間成績は、河口湖で開催されている各チャプターお立ち常連の長島選手が圧倒的な安定感を見せて年間優勝に輝いた。
2003年度全戦を振り返ると、河口湖では4つのチャプターが、全域・鵜の島を境に東・西と分けられて開催されているが、同じ河口湖でも東エリアメインのチャプターでは上位に食い込む選手でも、奥河口湖チャプターは苦手、またその逆であったりと、奥河口湖チャプターは奥河口湖なりの難しさ、楽しさがあるのを感じた。
また、今大会にはチャプター視察ということで、山下高弘様と会長室長の伊波様がおこしになられ、今後のバスフィッシングや、選手・釣り人全てにもためになる貴重なお話をいただきました。

優勝　木口岳　選手

ポイント:　小海公園・寺崎

パターン:　小海公園は大きい魚だけを狙った。　寺崎はベイトにつく魚。

タックル・リグ:　小海公園…スワンプクローラーのヘビダン　寺崎周辺…アイスクリームスレッジのドラッキング

感想:　初めて1位だったのでうれしいです。　シマヤ釣具店さん、フィッシングプロショップ　ナトリさん、お世話になっています。

2位　秋鹿浩一　選手

ポイント:　小海公園　久保井ワンド　鵜の島　

パターン:　1/16ラバージグ+インチホッグのズル引き　　ダウンショットのシェイキング

感想:　お立ちに立てるとは思わなかったのでとてもうれしいです。　1年間おつかれさまでした。

3位　蓑輪勉　選手

ポイント:　小海奥の岩場

パターン:　ウィード、岩にロックしている魚をカットテイルワッキーでサイトで食わす。

タックル・リグ:　カットテイル　ワッキー

感想:　1年間有り難うございました。来年も宜しくお願い致します。

4位　吉松大輔　選手

パターン:　桟橋の下をフォールで喰わす。　

タックル・リグ:　カットテイル4in　ネイルシンカー1/16

感想:　大変に楽しく充実した大会でした。　ありがとうございました。

5位　平田哲也　選手

ポイント:　さかなやワンド

パターン:　サイトフィッシング

タックル・リグ:　1/32oz　ジグヘッド

感想:　まさかと思いましたが、次回はもう少し釣ってまた表彰されるよう精進します。

<年間1位>　長島忠司　選手

コメント:　毎年楽しく参加させていただいてます。　今年は初めて年間1位をとれました。　ありがとうございました。