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3月9日、岡山県高梁川で岡山チャプター03年度第1戦・メガバスカップが開催された。金曜日には雨が降り、気温も低下して前日の土曜日はみぞれまじりの荒れ模様のコンディションだったが、当日スタート時には穏やかな日差しでいよいよ春到来を感じさせるような天候の下、120名の選手が参加し、テクニックを競い合
った。しかし競技中は天候が目まぐるしく変化し、時折降る小雪や冷たく強い北風が選手を悩ませた。結果、高梁川のトーナメントとしては過去例を見ないほどのタフコンディションとなり、ウェイイン人数13名、ウェイインされたバスは15尾という史上最低のスコアとなった。
まれに見るタフコンの中、唯一リミットメイクを達成し、圧倒的ウェイトをたたき出したのは、米子市から参加のベテラン・鈴木隆司選手。旧霞橋の本流側(岡山側)の橋脚を3/8ozフットボールジグヘッドにセットしたタイニーIKAのフォーリング・リアクションバイト狙いで唯一3匹をゲットし、通算4度目のチャプター戦優勝を果たした。2位には高梁川緑地(チクワ沖の中州)のブッシュから1.8kgのビッグフィッシュを引き出した播磨浩二選手、3位には冬の定番ポイント・チクワエリアの下流寄りを攻めた村上　守選手、4位には鈴木選手と同様、旧霞橋岡山側橋脚を攻めた出雲隆之選手、5位には旧霞橋・福山側の上流部のリップラップを攻めた石松　隆選手がそれぞれ入賞した。
全体的に、寒さと濁りのため、バスの活性は極度に低く、シャローはほぼ無反応。ディープまたはディープゾーンをひかえたポイントでリアクションバイトかスローアクションのどちらかに絞り切った選手がバスを手にすることができた結果となった。
今回のトーナメントには、メガバス株式会社様から多数の賞品をご提供頂きました。スタッフ一同心からお礼申し上げます。

1位・鈴木隆司選手　旧霞橋岡山側の橋脚(中州から4本目)で3/8ozフットボールジグヘッドにセットしたタイニーIKAのフォーリングで唯一3匹のリミットメイク。
2位・播磨浩二選手　チクワエリア沖の中州(高梁川緑地)のブッシュの奥に、かつてJBマスターズで活躍した横山泰祐選手作の1/4ozラバージグにブラッシュホッグをトレーラーとしてセット。絶妙のスキッピングでブッシュに撃ち込み、1.8kgのバスをひっこ抜いた!
3位・村上　守選手　チクワエリア下流寄りの岬状になった場所をポイントに選定、1/8ozジグヘッドにセットしたKEITECKリトルスパイダーのシェイキングでゲット。
4位・出雲隆之選手　旧霞橋・岡山側の橋脚の内、一番中州寄りの橋脚に入り、1/2ozフットボールラバージグ+バルキーパワーホッグでキロアップをキャッチ!
5位・石松　隆選手　下流の副本流(福山側)旧霞橋よりやや上流部にあるリップラップにファットIKAのノーシンカーをキャストし、スローフォールでキーパーをゲット!