梅雨終盤の第5戦モーリスCUP、週終わりに台風11号の通過により開催も危ぶまれたが、進路がそれた事により大きな被害もなく開催できた。そんな中で開催された当日の天気は、未明より降り始めた雨により前日とは一転梅雨空となり、ウェインが始まる頃にはまた晴れるという気難しいコンディションとなった。レイクコンディションは水温24℃前後といった状況で台風の影響により普段濁らない場所が濁るなど狙う魚により釣果に大きな差が出る結果となった。
そんな中、広島チャプター第5戦を制したのは、古くから広島チャプターに参加している中本選手、前週のプラの感触から笹ヶ谷クリーク・本湖 をメインエリアに決めキッカーフィッシュ2本を含む3620gで唯一の3キロ台で優勝を決め勝ち星を上げた。2位には昨年より参加の浜村選手、得意の本湖をサイトで釣り2キロオーバーのキッカーを釣り最終戦で結果を残した。3位には今季全戦シングルでお立ち台には4戦連続と絶好調の河井選手、前週のプラクティスで笹ヶ谷エリアに的を絞っていたが濁りが魚のポジションを変えたのに見切りをつけ、小瀬川でキッ カーを釣り結果を残した。4位には昨年の広島A.O.Yの冨田選手、小瀬川・笹ヶ谷でサイトをし3匹揃えて、2200g釣り結果を出した。5位には谷選手、シャッドテールワームで攻略し2180gを釣り前回の試合での悔しさを晴らした。気になるA・O・Yは全戦シングルでお立ち台4戦連続の河井大助選手が2004年JB旭川A、2008年・2009年広島チャプターと2015年の自身4度目の栄誉を決めた。今回の開催にあたり,今年も冠を持っていただき賞品を提供いただきました(株)モーリス様, (株)やさか様にはこの場を借りてお礼を申 し上げます。どうもありがとうございました。最後になりましたが、今年参加いただきました選手の皆様に御礼申し上げたいと思います。広島チャプターでは釣りを通じて、学び・楽しく・絆をモットーに来年度もスタッフ一同お手伝いさせて頂きたいと思いますので、奮ってのご参加宜しくお願い申し上げます。
成績表
順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
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1位 | 中本仁寿 | 3,620g | 3匹 | 30Pts. |
2位 | 浜村大輔 | 2,980g | 3匹 | 29Pts. |
3位 | 河井大助 | 2,980g | 3匹 | 28Pts. |
4位 | 富田浩章 | 2,200g | 3匹 | 27Pts. |
5位 | 谷朋典 | 2,180g | 3匹 | 26Pts. |
6位 | 小林幸央 | 1,920g | 3匹 | 25Pts. |
7位 | 大田賢治 | 1,680g | 3匹 | 24Pts. |
8位 | 丸古精二 | 1,420g | 3匹 | 23Pts. |
9位 | 斎藤一伸 | 1,320g | 3匹 | 22Pts. |
10位 | 野村一博 | 1,300g | 3匹 | 21Pts. |
11位 | 宮本洋平 | 1,280g | 3匹 | 20Pts. |
12位 | 山手雄太 | 1,240g | 3匹 | 19Pts. |
13位 | 木下康広 | 1,140g | 3匹 | 18Pts. |
14位 | 恵本将文 | 1,120g | 3匹 | 17Pts. |
15位 | 堂免健史 | 920g | 3匹 | 16Pts. |
16位 | 是田克彦 | 900g | 3匹 | 15Pts. |
17位 | 福間政男 | 900g | 3匹 | 14Pts. |
18位 | 中川昭仁 | 860g | 3匹 | 13Pts. |
19位 | 上田昇 | 840g | 3匹 | 12Pts. |
20位 | 奥本真人 | 820g | 3匹 | 11Pts. |
21位 | 山本屋嘉彦 | 780g | 3匹 | 10Pts. |
22位 | 江本貴広 | 760g | 3匹 | 9Pts. |
23位 | 金子慶一 | 720g | 3匹 | 8Pts. |
24位 | 中川哲昭 | 260g | 1匹 | 7Pts. |
上位の釣り方
優勝 中本 仁寿 選手
先週のプラでは笹ヶ谷クリークで2キロオーバーの魚が簡単に釣れていた、前日のプラでフォー ルで釣れることに気付いた。笹ヶ谷の岩盤でオーバ-ハングをOSPドライブシャッ ドでキッカーを一本釣り、本湖でも浮いている1800グラムのビッグフィッシュをサイトで仕留めた。
2位 浜村 大輔 選手
前日の練習で縦ストの釣りで釣れていたが、当日は全くダメだった。本湖大竹側スロープ裏のワンドでフローティングカバーをアベラバ5gにスタッガーワイド(グリパンギル)を トレーラーに打っていくと2キロオーバーが釣れた。あとはキーパー2本を釣ってこのウェイトとなった。
3位 河井 大助 選手
前週のプラでは笹ヶ谷クリークで釣れていたが台風の濁りが入り狙っている魚の状況が変わったと判断しキーパー3本をSHINGO SCREWで釣り、750グラムをカットテール(グリ パン)入れ替え、早々に見切りを付け台風の影響でクリアーに水質が変わった小瀬川 クリークに入り、4メートルラインにいる1900gの魚を5gダウンショットのハンティングシャッド(リ ザーバーベイト)で釣り大きくウェイトを伸ばした。
4位 富田 浩章 選手
当日は朝一から小瀬川クリークをサイトしながら釣っていった。グットサイズをアンクルゴビーのヘビダンで釣り、その後3本揃えて笹ヶ谷に向 かいスタッガーワイド4インチの直リグで釣った
5位 谷 朋典
前 週ではOSPのドライブシャッド(ネオンワカサギ)で釣っていった。当日もシャッドテールワームで攻略した。釣り方は着水して巻いてくると下から上がってくる感じだった。