NBCチャプター徳島第2戦アルティメイトワールドCUP

04月19日() 徳島県 旧吉野川

NBCチャプター徳島第2戦アルティメイトワールドCUP概要写真 2015-04-19徳島県旧吉野川

菜種梅雨とでも言うべきしとしと雨の天候ばかりが目立つ春の日に、チャプター徳島の第2戦アルティメイトワールドCUPが旧吉野川で開催された。
スタート時にまだ残っていた雨がゆるやかに止んでいったものの、あまり水の動かない定水日ということもあって魚の活性は決して高くないと推測された。
セオリー通りであればスポーニングに絡む個体を狙うという戦略であるが、各自がプラクティスで温存しておいたエリアとポジション確保という静かな戦いが最も熾烈な一戦だったのではないかという状況であった。
スタート会場より近いエリアはフライト順がものをいう。かといって機動力を活かして先行艇を抜きまくり我先に入れるほど遠いエリアまで移動するのも大勝負・・・
結局、大小あわせてバスをウェイインできた選手は半数にも満たない厳しい戦いであった。が、エリア・ルアー・戦術の3拍子揃った攻めを成功させた選手は想像以上のウェイトで上位に名を連ねた。
優勝の六車選手は正攻法の大場所、中流域の馬詰テトラエリアを選択。セオリーに忠実なネスト狙いで格違いの良型を持ち込み、2位に1kg以上の差をつけるぶっちぎりの3907gというウェイトで初優勝の栄誉を手にした。
準優勝は竹本利正選手。参戦間もない2008年と2010年には年間2位を確保したが近年は厳しい戦いが続いていた男が魅せた!馬詰&長岸テトラの穴を攻略して復活の狼煙をあげる表彰台をゲット!
3位の上村利弘選手は四国中のJBNBC戦ほとんどに積極参戦しているベテランアングラー。旧吉野川本筋最下流を攻略して近年遠ざかっていた表彰台に輝いた。
「ネストはテトラ」が常識となって知れ渡ってしまった昨今、年を重ねるごとにバスが口を使わなくなったという声が聞こえる。総じて昨年よりも厳しい結果となったポスト戦はその事実を如実に現しているのかもしれない。
次戦は折り返しとなる第3戦、アーリーサマーの6月14日に開催される。魚の動きとフィールドコンディションへのアジャストが求められるだけでなく年間順位へむけての戦いが激しくなる一戦だけに注目である。

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成績表

氏名重量
1 六車駿一 3,907 3 30
2 竹本利正 2,801 2 29
3 上村利弘 2,747 3 28
4 岩佐義雄 2,483 2 27
5 牧野陽平 2,391 3 26
6 坂本信之 2,242 2 25
7 佐藤健人 2,118 2 24
8 平井清博 1,939 2 23
9 福光正樹 1,924 1 22
10 佐藤圭吾 1,792 2 21
11 亀井晴紀 1,575 1 20
12 松本祐貴 1,443 1 19
13 亀井剛志 1,409 1 18
14 相原照平 1,358 1 17
15 石川晴彦 1,327 1 16
16 大谷貴志 1,297 1 15
17 石川秀夫 1,024 1 14
18 藤本純 993 1 13
19 田渕秀明 963 1 12
20 普光江哲也 958 1 11
21 福田祐気 953 1 10
22 富永健太郎 929 1 9
23 大西弘也 819 1 8
24 清水和義 615 1 7
25 谷口雅信 600 1 6
26 村橋基礎 389 1 5
27 赤松孝 0 0 5
28 足利淳 0 0 5
29 阿部大吾 0 0 5
30 市川裕章 0 0 5
31 乾こうじ 0 0 5
32 井上学 0 0 5
33 岩井謙亮 0 0 5
34 植田誠寛 0 0 5
35 大久保光洋 0 0 5
36 川村達郎 0 0 5
37 楠瀬貴司 0 0 5
38 坂本洋司 0 0 5
39 白井優 0 0 5
40 鈴木達矢 0 0 5
41 田邊一也 0 0 5
42 乃村厳 0 0 5
43 蓮生隆芳 0 0 5
44 長谷川和博 0 0 5
45 濱田哲和 0 0 5
46 普光江たけし 0 0 5
47 藤本勝司 0 0 5
48 古川洋一 0 0 5
49 宮本章史 0 0 5
50 宮本拓哉 0 0 5
51 三好教仁 0 0 5
52 村井毅 0 0 5
53 森北知宏 0 0 5
54 森英樹 0 0 5
55 柳田貴行 0 0 5
56 山田一哉 0 0 5
57 吉田早希 0 0 5
58 渡辺康司 0 0 5
59 森川高裕 -200 0 5
999--- 関本公一 0 0

上位の釣り方

NBCチャプター徳島第2戦アルティメイトワールドCUP上位のフィッシングパターン写真 2015-04-19徳島県旧吉野川

優勝:六車駿一、3907g


①<タックル>
ロッド:カレイド デジーノ TKDC-66ML-Spiral クオッドライト、リール:アブ LTX KTFフィネススプール、ライン:東レ エクスレッド8lb、ルアー:イマカツ イールクローラー5.5(レバー)、フック:ノガレス ネコリグオフセット♯1、シンカー:サワムラ ワンナップシンカー1/24oz
①<エリア・スポット>
馬詰テトラ
①<リグ・ヒットパターン>
イールクローラー5.5のネコリグでの穴撃ち。
コメント:開幕戦を外してしまっていたので、何が何でも釣って帰って来るという気持で挑みました。そして、一つの目標であったお立ち台の真ん中に立たせて頂く事が出来ました。本当に嬉しく思います。この優勝という最高の結果を残させて頂けたのも、周りの全ての方々のお陰だと思っております。本当にありがとうございます。また、今大会を優勝という最高の結果を残させて頂けたのも、諸事情でボートがない私に、快くボートを貸して頂いた、イマカツプロスタッフ本堂靖尚プロには感謝するばかりです。本堂プロには、常日頃から沢山の事を指導して頂き、本当に感謝しております。そして、いつも快く送り出してくれている家族に感謝したいと思います。これからも、人として成長出来るよう日々努力し、周りの方々に感謝の気持ちを忘れず、また結果を出せれるよう頑張りたいと思います。バスフィッシングは素晴らしいスポーツです。そのバスフィッシングに出会えた事に感謝し、それを改めて誇りに思える一日を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。最後になりましたが、今大会の準備、運営につきまして石川晴彦会長をはじめとする役員の方々、いつも素晴らしい大会を開催して頂き感謝しております。そして今回、四国初となるキサカオープントーナメント併催という事で、 ㈱キサカ様、準備、運営、豪華景品じゃんけん大会まで、素晴らしい大会をありがとうございました。次戦も気合入れていきます!

準優勝:竹本利正、2801g


①②<タックル>
フェンウィックGWT63CLJ (FMTソリッドティップチューン)、アルファスフィネス、FCスナイパー8lb
①<エリア・スポット>
馬詰テトラ
②<エリア・スポット>
長岸テトラ
①②<リグ・ヒットパターン>
ノイケ スマイルワーム マミー(グリパン)1/32oz ネコリグ、テトラの穴打ち
コメント:いつもお世話になっているチームSの皆様、フラグメントファクトリー様ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

3位:上村利弘、2747g


①<タックル>
ロッド:スティーズ 621LFS-SP、リール:ルビアス、ライン:FCスナイパー4ポンド、ルアー:ドライブステック3.5インチ(ウォーターメロン)、シンカー:ネイルシンカー0~0.9グラム
①<エリア・スポット>
旧吉野川最下流部アシの対岸のリップラップ
①<リグ・ヒットパターン>
岸際に投げて、底を引く
コメント:チャプター徳島の会長並びにスタッフの皆様、いつも運営ありがとうございます。

4位:岩佐義雄、2483g


①②<タックル>
Deez 69L+MGS 、LTZ 、FCスナイパー 8lb
①②<エリア・スポット>
今切川下流のモータースワンド周辺
①②<リグ・ヒットパターン>
ドライブクローラー 4.5inch グリーンパンプキンペッパー 3/32oz ダウンショット シェイクしながらズル引き。1本目はシャローフラット、2本目は岬のブレイクのショルダーでヒット
コメント :チャプター徳島の表彰台、本当に嬉しく思います。大会運営スタッフの皆様、選手の皆様、いつもありがとうございます。これからも宜しくお願いします。

5位:牧野陽平、2391g


①<タックル>
ロッド:ブルーシリーズクロスアイ65L、リール:イグニス、ライン:エクスレッド6lb(東レ)、ルアー:べティ3.9in(グリーンパンプキン)2.7gダウンショット
②<タックル>
ロッド:ブルーシリーズアサルト66ML、リール:アルデバランベイトフィネスカスタム、ライン:エクスレッド7lb(東レ)、ルアー:べティ3.9in(グリーンパンプキン)2.7gダウンショット
①②<エリア・スポット>
今切川最下流テトラ
①②<リグ・ヒットパターン>
テトラの穴にダウンショットをフリーフォール。ボトムでロングシェイク。
コメント:前日練習では、かなり厳しい試合になると思った今大会。しかしながら5位入賞と言った素晴らしい結果で終える事ができ嬉しく思います。サポートして頂いているガンクラフト様、東レフィッシング様ありがとうございました。最高のタックルが僕をお立ち台へと導いてくれました。チャプター徳島スタッフ、参加者の皆さん、お疲れ様でした。今回は、キサカ・マーキュリーcupと共同開催となりたいへん盛り上がりました。キサカ社員スタッフの皆様ありがとうございました。そして、一日お疲れ様でした
コメント:参加された選手の皆様、運営スタッフの皆様お疲れ様でした。旧吉という素晴らしい川と、素晴らしい環境下で釣りが出来ることを心より嬉しく思います。今年も1年間宜しくお願いします。

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