NBCチャプター徳島第1戦サンラインCUP

03月29日() 徳島県 旧吉野川

NBCチャプター徳島第1戦サンラインCUP概要写真 2015-03-29徳島県旧吉野川

咲き始めた桜のような春の訪れを感じさせないほどの花冷えのなか、チャプター徳島の2015開幕戦サンラインCUPが旧吉野川で開催された。
ときおり暖かな空気が抜けてゆくため肌を刺すほどではないものの、やや冷たい雨がスタート時から続き、選手たちの体力とモチベーションをじわりじわりと奪ってゆく。
近付きつつあった「春爆」も小休止、フィールドコンディションは厳しい様相を見せており、各選手はどのような戦略で開幕戦スタートダッシュを決めていくのか試される状況であった。
こんな状態でも活性の高い個体は明らかにウェイトが高いためアグレッシブに狙いにいく選手・・・
今年のブロック大会が同フィールドで開催のため年間順位を視野に入れて、小さなキーパーでもいいからクレバーに一本を獲ろうとする選手・・・
一見相反する戦略ながら実際バスを手にするには綿密な推測と丁寧な攻めが必要であり、着実に実践してきた選手は期待以上の良型に巡り合ってきたようだ。
優勝の市川裕章選手は近年の早春に実績の高い中流域での釣りを展開。コンタクトポイントに指してくる良型を2本持ち込み、ぶっちぎりのウェイトで念願の初優勝をおさめ、笑顔の頂点に輝いた。
準優勝は福光正樹選手。かつて関東印旛沼で敵無しと言われるほどの常勝を続けていた実力者が転勤で四国の地へ・・・9年のブランクを感じさせない見事な釣りを見せつけた。
3位の坂本洋司選手は昨年のアングラー・オブ・ザ・イヤー。持てる引き出しをフルに発揮して、当日の状況のアジャストした攻めを展開。混戦から一歩抜きん出て表彰台ゲット!
前年同様に約3分の2の選手が本来の実力を発揮できずノーフィッシュの洗礼を受けたものの、初参加となる選手も多い開幕戦で事故もなく盛大に開催できたのは、ローカルルールとマナーの定着、そして参加する選手たちの意識の高さに他ならない。
年間5戦を開催するチャプター徳島、今年も残る全ての大会でどこに出しても恥ずかしくない素晴らしい戦いが繰り広げられることを期待したい。
第2戦は、スポーニングをとりまく環境のなか4月19日に開催される。とりわけ選手たちのテクニックが問われる次戦にも目が離せない。

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成績表

氏名重量
1 市川裕章 2,944 2 30
2 福光正樹 2,088 2 29
3 坂本洋司 1,958 2 28
4 宮本章史 1,870 2 27
5 佐藤健人 1,868 2 26
6 村井毅 1,836 1 25
7 赤松孝 1,586 1 24
8 大谷貴志 1,483 1 23
9 濱田哲和 1,330 1 22
10 岩井謙亮 1,326 1 21
11 坂本信之 1,302 1 20
12 牧野陽平 1,226 1 19
13 植田誠寛 1,160 1 18
14 亀井剛志 1,159 1 17
15 阿部大吾 1,064 1 16
16 石川秀夫 1,020 1 15
17 鈴木達矢 996 1 14
18 上川晃史 919 1 13
19 森北知宏 802 1 12
20 谷口雅信 636 2 11
21 普光江哲也 598 1 10
22 乾こうじ 441 1 9
23 乃村厳 319 1 8
24 田邊一也 0 0 5
25 藤本純 0 0 5
26 普光江たけし 0 0 5
27 森英樹 0 0 5
28 白井優 0 0 5
29 岩佐義雄 0 0 5
30 富永健太郎 0 0 5
31 大久保光洋 0 0 5
32 森川高裕 0 0 5
33 足利淳 0 0 5
34 福田祐気 0 0 5
35 蓮生隆芳 0 0 5
36 柳田貴行 0 0 5
37 松本祐貴 0 0 5
38 川村達郎 0 0 5
39 楠瀬貴司 0 0 5
40 宮本拓哉 0 0 5
41 相原照平 0 0 5
42 吉田早希 0 0 5
43 上木浩吉 0 0 5
44 大西弘也 0 0 5
45 亀井晴紀 0 0 5
46 高戸和也 0 0 5
47 渡辺康司 0 0 5
48 三好教仁 0 0 5
49 六車駿一 0 0 5
50 佐藤圭吾 0 0 5
51 竹本利正 0 0 5
52 井上学 0 0 5
53 上村利弘 0 0 5
54 山田一哉 0 0 5
55 藤澤宏樹 0 0 5
56 伊藤達弥 0 0 5
57 関本公一 0 0 5
58 石川晴彦 0 0 5
59 古川洋一 0 0 5
60 村橋基礎 0 0 5
61 久次米良信 -200 0 5
999--- 清水和義 0 0 0

上位の釣り方

NBCチャプター徳島第1戦サンラインCUP上位のフィッシングパターン写真 2015-03-29徳島県旧吉野川

優勝:市川裕章、2944g


①<タックル>
ロッド:シマノファーレンハイト164L、リール:シマノバイオマスター2500S
①<エリア・スポット>

第二大谷川合流部


①<リグ・ヒットパターン>
ジグヘッドワッキー1.8g、ネコストレート6.5を護岸際にキャストし、ボトムをシェイクしながらずる引き、2~3m沖でバイト
②<タックル>
ロッド:シマノファーレンハイト166L、リール:シマノアルデバラン
②<エリア・スポット>
牛屋島橋の橋脚
②<リグ・ヒットパターン>
スモラバ(エグジグ)2.7g+アンクルゴヴィ3incを橋脚にキャストし、フォールでバイト。
コメント:皆様のおかげで初優勝することができました。これもチャプター徳島スタッフの皆様、いつも仲良くして頂いている仲間のおかげです、ありがとうございました。旧吉野川という素晴らしいフィールドでバス釣りができることを幸せに思います、ありがとうございました。

準優勝:福光正樹、2088g


①<タックル>
ROD:fenwick テクナPMX66CMLJ、REEL:DAIWA STEEZ103ML K.T.F.ハンドル、ベアリングチューン、LINE:フロロカーボン10lb.、LURE:OSPエコブレードジグ1/4oz トレーラーOSPエコドライブスティック4.5in
①<エリア・スポット>
今切川北岸
①<リグ・ヒットパターン>
朝暖かかったのでシャローにフィーディングしに来ている魚を狙った
②<タックル>
ROD:fenwick テクナPMX66CMLJ、REEL:DAIWA STEEZ103ML K.T.F.ハンドル、ベアリングチューン、LINE:フロロカーボン10lb.、LURE:OSPブエコレードジグ1/4oz トレーラーOSPエコドライブスティック4.5in
②<エリア・スポット>
今切川北岸、一本目よりインサイド
②<リグ・ヒットパターン>
昼前に暖かくなり水位が上がったのでよりインサイドを狙った
コメント:今年より徳島チャプターにお世話になります。出来る限りの準備をして真剣に、楽しく参戦させていただこうと考えています。参加者の皆様、運営スタッフの皆様、どうぞよろしくお願い致します。

3位:坂本洋司、1958g


<タックル>
ベイトフィネスタックル64L、ライン・サンラインFCスナイパー10lb
①<エリア・スポット>
応神橋上流、南岸側ストレッチのブレイク。
②<エリア・スポット>
応神橋下流、アシ島のブレイク。
①②<リグ・ヒットパターン>
①、②エリア共にOSPエコドライブクローラー5.5in(ダークシナモンブルーペッパー)の3.5gダウンショット。バスが指して来るであろう箇所のブレイク狙いで巻き物では反応なかった為にブレイクのショルダーからシェイクさせ階段落とし。この日はブレイクの下2.5m付近でヒットした。
コメント:今大会の冠はサポートして下さってるサンラインカップと言う事もありその大会で入賞できた事を嬉しく思います。タフコンディションの中貴重なバイトをミス無く手にする事が出来た最強ライン、そしてタフ状況の中貴重なバスを呼んでくれたドライブクローラーに感謝致します。サンライン様、OSP様ありがとございました!


4位:宮本章史、1870g


①②<タックル>
ヘラクレス オセロット カルカッタ
①<エリア・スポット>
今切川テトラ
②<エリア・スポット>
鍋川リップラップ
①②<リグ・ヒットパターン>
ワイルドハンチ(ブルーギル)
コメント:スタッフ関係者様、選手の皆様ありがとうございます。大西君リールありがとう。


5位:佐藤健人、1868g


①<タックル>
rod: STEEZ スカイボルト、reel:イグニスtypeR 2003H、line:フィネスブレイブ4lb
①<エリア・スポット>
長岸テトラの水門
①<リグ・ヒットパターン>
DAIWAネコストレート5inch(ウォーターメロンプロブルー)、DAIWAバザーズジグヘッドSSワッキー1.4gのジグヘッドワッキーでシェイクしながらのズル引き。
②<タックル>
rod:STEEZ ハーミット、reel:T3air、line:DAIWAフィネスブレイブ7lb
②<エリア・スポット>
長岸テトラ
②<リグ・ヒットパターン>
HPシャッドテールのダウンショットで穴打ち
コメント:参加された選手の皆様、運営スタッフの皆様お疲れ様でした。旧吉という素晴らしい川と、素晴らしい環境下で釣りが出来ることを心より嬉しく思います。今年も1年間宜しくお願いします。

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