ホーム > NBCトーナメント情報2011 > NBCチャプター広島第5戦キサカマーキュリーCUP
広島チャプター最終戦は2006年以来となる高梁川での開催となった。
連日の高気温とはうって変わって秋雨前線の発生により,突然の気温低下それに伴う前日・当日とも,雲天のちに激しい雨が降る状況と,今年の天候不順を象徴するかの様な荒れ模様の天気となった。
そんな中,今年度より当チャプターに参戦し,初戦では3位デビューを果たした瀬濤選手が,中流域のレイダウン・沈んだ立木を攻略し,3,640gのウェイトを出しチャプター戦初優勝を果たした。優勝インタビューでも,戦略そして当日攻略までの過程を詳しく聞くことができ,そのスキル・経験の高さを再認識するとともに,今後の活躍が期待される選手であることを大いに感じさせてくれた。
準優勝には,当チャプタースタッフであり,JB旭川でも活躍している大谷プロ。前日プラクティスでは厳しい状況の中,高梁川大橋でグットサイズのバイトチャターベイトに反応が有ることに気付き,当日も2匹ながら貴重な魚を釣り準優勝の結果を出した。
3位には,今年度広島チャプターでデビューし,第2戦で5,373gの土師ダムレコードを叩き出し優勝した景山選手。当日はスロープ上流のデッドスローエリア区間をスモラバのベイトフィネスで攻め,2本ながら2,071gのウェイトを出し,今季2度目のお立ち台で結果を残した。
4位には,地元岡山チャプターに参戦している黒杉選手。当日はJR・バイパスと廻り,旧霞橋(福山側)の橋脚付近でノリーズのトレジュ133を使用し,貴重なキッカーを釣り,結果を出した。
5位には,前日プラクティスが1時間ほどしかしていなかった是田選手,水菱プラスチック前のウィード周りでグッドサイズの魚が居ることを確認し,当日も狙い通りの場所で貴重なキッカーを仕留め自身初となるお立ち台で最終戦を締めくくった。
気になるA・O・Y争いは,試合確実に魚をキャッチした清水選手が初めて獲得した。今年の全試合に参加した選手なら判ることであるが,非常にタフな状況,気候の変動,そして多様なフィールドで結果を残さなくてはならなければ獲得できないものであり,近年最も価値の有るタイトルなったことは間違いない。あらためて困難な状況を克服し,年間優勝を果たした清水選手を称えるとともに,今後の活躍に期待したい。
またこの場をお借りしまして,今大会の冠スポンサーであり多数商品を提供して頂き,遠方にもかかわらず,会場までお越し頂きました(株)キサカ 山口様,この場を借りましてお礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
また今回,高梁川での開催にあたりご尽力いいただきました,中四国ブロック 国安ブロック長様,岡山チャプター 貝原会長様,大変ありがとうございました。
最後になりましたが,2011年広島チャプターにご参加いただきました全選手に改めまして御礼申し上げます。来年度も多くの方の参加で,楽しくかつレベルアップ出来るようスタッフ一同大会運営を出来ればと思っておりますので,ご参加を心よりお待ちしております。(スタッフ一同)
(1)優勝 瀬濤 康聡選手
\r\n プラクティスではスロープ下流から2号線にかけての流木に,魚が付いていることを確認し,GPSを使用し6~7ヶ所の流木をマーキングした。当日も狙いの場所に朝一に入りすぐにキーパーを上げた。雨が降り始めてからも,ポツポツ釣れ11時ごろまでに1,500gフィッシュを2本上げ3,640gとした。
\r\n 使用したリグはダウンショットで,ルアーはGRAYZメイプルデプサー,ノイケ スマイルワーム,ベビー・アップラッシュをプレッシャーの掛からない程度にローテーションしていった。カラーは夏場に効く事を経験から熟知していた赤色系を使用した。
\r\n 流木へのアプローチは中に入れるのではなくエッジを通すことがキモになっていた,当日の天候も考慮して,カバーの外でも釣れるであろうという判断で,3.5lbラインと細めのものを使用した。
\r\n(2)準優勝 大谷 慎一プロ
\r\n 水・土曜とプラに入った。その時の状況はあまり良くなく,厳しいイメージがあったが,OSPのエコブレードジグを使用し,巻いていくとポロポロ釣れた。前日のプラクティスで,高梁川大橋でグッドサイズがバイトすることを確認し,プラを終了した。
\r\n 当日は高梁川大橋(倉敷側)でライトリグを使用し,朝一にキーパーを上げた。その後はエコブレードジグで流し続け,待望の1,500gのキッカーを釣りあげた。
\r\n(3)3位 景山 輝久選手
\r\n 当日は,スロープ~上流までのエリアをベイトフィネスで流していった。カニ網エリアより少し上流で,最初の一本目を釣った。その後,下りながら朝一に木の根もとにステイしていることを確認していた魚をサイトで仕留めた。使用したリグはエグジグで,トレーラーはアンクルゴビー3.5インチを使用した。
\r\n(4)4位 黒杉 哲雄選手
\r\n 当日はノリーズのトレジュ133を使用し,JR・バイパス・旧霞の順に回り,旧霞橋(倉敷側)中洲より橋脚付近の岩に絡むシャローエッジを通していたときに,1,880gのビッグフィッシュを釣った。
\r\n(5)5位 是田 克彦選手
\r\n 朝一に,水菱プラスチックの前日確認していたエリアに入り,イマカツ ジャバシャッド 5.5インチ(シナモンブルー)のノーシンカーを使い,ウィードのポケット・エッジを通し貴重な1,500upを釣った。
\r\n
順位 | ゼッケン | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
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11位 | 46622 | 瀬濤康聡 | 36403,640g | 33匹 | 3030Pts. |
22位 | JB旭川17 | 大谷慎一 | 20992,099g | 22匹 | 2929Pts. |
33位 | 47226 | 景山輝久 | 20712,071g | 22匹 | 2828Pts. |
44位 | 46895 | 黒杉哲雄 | 18801,880g | 11匹 | 2727Pts. |
55位 | 46760 | 是田克彦 | 15891,589g | 11匹 | 2626Pts. |
66位 | 46535 | 富田浩章 | 12861,286g | 33匹 | 2525Pts. |
77位 | 46481 | 清水和敏 | 12301,230g | 33匹 | 2424Pts. |
88位 | JB旭川27 | 高川直志 | 11441,144g | 33匹 | 2323Pts. |
99位 | JB旭川32 | 宮本洋平 | 11161,116g | 33匹 | 2222Pts. |
1010位 | 47018 | 大原耕平 | 820820g | 22匹 | 2121Pts. |
1111位 | JB旭川70 | 西平和人 | 753753g | 11匹 | 2020Pts. |
1212位 | JB旭川49 | 藤村耕司 | 730730g | 22匹 | 1919Pts. |
1313位 | 47203 | 上田光春 | 720720g | 11匹 | 1818Pts. |
1414位 | 47122 | 青木竜生 | 667667g | 22匹 | 1717Pts. |
1515位 | 46920 | 岩井伸繁 | 641641g | 22匹 | 1616Pts. |
1616位 | 47016 | 原田宏志 | 470470g | 11匹 | 1515Pts. |
1717位 | JB旭川24 | 岡田宏 | 290290g | 11匹 | 1414Pts. |
1818位 | JB旭川64 | 末光啓史郎 | 256256g | 11匹 | 1313Pts. |
1919位 | 46095 | 江本貴広 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2020位 | 46341 | 大塚誠司 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2121位 | JB旭川56 | 河井大助 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2222位 | 47048 | 斎藤一伸 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2323位 | 46275 | 杉原真一郎 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2424位 | 46646 | 塚崎貴教 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2525位 | 47114 | 中川昭仁 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2626位 | JB旭川60 | 中山義久 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2727位 | 46634 | 福間政男 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2828位 | 46708 | 細川修平 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
2929位 | 46839 | 森川昭浩 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
3030位 | JB旭川6 | 守屋明成 | 00g | 00匹 | 55Pts. |
※項目名クリックで並べ替えが出来ますが、ゼッケン・氏名の並べ替えは完全ではありません。
天気 | 雨 |
---|---|
気温 | 23 |
水温 | 23~27 |
水位 | やや減水 |
水質 | ステイン |
風 | 南のち東北東 |
参加者数 | 30人 |
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検量人数/率 | 18人/60% |
リミットメイク人数/率 | 5人/16.7% |
バス総数 | 34匹 |
バス総重量 | 21,402g |
1匹平均重量 | 629g |