神奈川チャプター第1戦 「まるせ丸CUP」が芦ノ湖で行われた。
暖かい日も増えて、天候が落ち着いた日が続くといい釣果もあったようでしたが、試合当日は前日からの冷え込みと小雨と冬のような寒さで難しい状況でした。
参加者は31人。昨年の同時期開催の第1戦よりもバスを持ち帰った選手は増え、5名が芦ノ湖バスを検量へ持ち込んだ。
厳しい情況の中、5位は芦ノ湖経験値が高い杉本選手。数年前の4月開催の芦ノ湖での釣りを再現し、キャッチは残念ながら1匹ではあったが見事に複数のバスを掛けていました。
4位は高原選手。今シーズン初釣りだと言うが、バスの銜え具合を見て、冷静に判断してからのフックアップ。普通はすっぽ抜けます、さすが帝王。
3位は開幕戦前から誰よりも多く芦ノ湖に浮いていたのでは?の芦ノ湖好きの中村選手。
好きな強い釣りを押し通すのではなく、下降気味のバスのコンディションをしっかりと見極め数少ないチャンスを生かし、ビックフィッシュを釣り上げた。
3位の中村選手は1940gと優勝に値するウエイトだが、今回は更にビッグなバスが持ち込まれた。
2位にはおそらく最年少入賞となる、大石裕己選手。
中学生ながら神奈川チャプターの強豪を抑えて、2キロ超えのバスを釣り準優勝。
これからも芦ノ湖でたくさん釣りをしてどんどん成長していって欲しい、将来が楽しみな選手です。
ちなみに、同選手が釣りをしていたエリアで筆者も多くの見えるバスを狙いましたが全く釣れませんでした‥。
そして開幕戦の勝者は松本プロ。
今回の上位に共通する動かない系ルアーを使わせたら右に出る者はいない松本プロ。昨年の神奈川チャプター年間チャンプが初戦から実力を発揮して2320gのビッグバスでの優勝。年間連覇に向け好スタートを切った。
神奈川チャプター第1戦、冠を持ってくださった、神奈川県湯河原町「まるせ丸」様
賞品に伊勢海老や新鮮な海産物をご協賛頂き、厚くお礼を申し上げます。
今回の上位5名の5匹の合計重量はなんと8510g。
今シーズン、次戦からもハイウエイトが期待出来る芦ノ湖。皆様のご参加をお待ちしております。

成績表
順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | 松本和夫 | 2,320g | 1匹 | 30Pts. |
2位 | 大石裕巳 | 2,120g | 1匹 | 29Pts. |
3位 | 中村宗彦 | 1,940g | 1匹 | 28Pts. |
4位 | 高原清 | 1,090g | 1匹 | 27Pts. |
5位 | 杉本正和 | 1,040g | 1匹 | 26Pts. |
6位 | 福山哲也 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
7位 | 近藤健広 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
8位 | 三好勇司 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
9位 | 加藤迅 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
10位 | 松井哲也 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
11位 | 植田陽 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
12位 | 澤田円 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
13位 | 鈴木重仁 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
14位 | 五十嵐仁志 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
15位 | 田中一輝 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
16位 | 遠藤洋介 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
17位 | 伊藤博明 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
18位 | 大石和己 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
19位 | 渡辺睦 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
20位 | 古田北斗 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
21位 | 稲垣誠司 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
22位 | 川野直之 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
23位 | 伊藤暢彦 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
24位 | 飯田靖 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
25位 | 工藤志剛 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
26位 | 秋元浩二 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
27位 | 石田晃一 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
28位 | 豊竹大輔 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
29位 | 堀江重勝 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
30位 | 柳澤輝夫 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
31位 | 生井澤浩 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
上位の釣り方
1位 松本和夫
エリア
神宮(シンゴ)倒木が沈んでいるエリア
釣り方
朝いち神宮の倒木に入るも全くバスの反応がなく、いったん離れて湖尻の桟橋や深良、亀ヶ崎などのブレイクに点在する岩などを転々としました。
ニジマスが1回ヒットしただけでバスの気配が薄かったのでお昼頃に再度神宮の倒木へ入りました。
朝と違いバスのチェイスがあり明らかに反応が出だしたので最後までこのエリアで粘ることにしました。
残り30分となったところで小さめの倒木に沿ってアイウェーバーをゆっくり通すとスーッと浮いてきたバスがようやくバイトしました。かなりの重量感でしたが落ち着いてキャッチして、すぐに帰着に向かいました。
タックル
ルアー:OSP・アイウェーバー74SSS ハーフミラーワカサギ
ライン:フロロライン5Lb
リール:ダイワ・ブラディア2506
ロッド:フェンウィック・テクナGP S TF-GP64SLJ
ルアー:ジャッカル・セイラミノー70S
ライン:フロロライン4Lb
リール:ダイワ・ブラディア2506
ロッド:テイルウォーク・PRIMAX S64L
メッセージ
厳しいコンディションで最後の最後に釣れたこと、しかも優勝という結果に大変嬉しく思います。
それと今回賞品としていただいたイセエビがとても美味でした。
今大会のスポンサー「まるせ丸」様ありがとうございました!
2位 大石裕己
エリア
関所下
釣り方
ボイルを発見し、アイウェーバーの超スロー巻きをしたら釣れました!
タックル
ロッド・ポイズンアドレナ266ML
リール・コンプレックスCI4
ライン・PE0.6
リーダー・フロロ4ポンド
メッセージ
1戦目で上位に入れたので2戦目からも頑張りたいと思います!
3位 中村宗彦
エリア
吉原窪と新宮の2か所狙い。
釣り方
箱根生まれのセイラミノーFをゆっくり沈むように
エコ板オモリを貼りイジったものでゆっくり引く。
タックル
ロッド:テイルウォーク ブロンザ S67L
リール:2500
ライン:4lb
ルアー:セイラミノーF
コメント
毎日、水温や風で湖のコンディションが変化する春の芦ノ湖。
早朝の気温(2度)と、どう見てもブラック釣りには厳しい
下降のピークと思われた厳しい第一戦で一本獲れたことは
とても嬉しいことです。
近くで数発掛けていた杉さんもすごいなーと思っていましたが、
さらに大きな2キロオーバーのバスを持ってきた人が2人もいたことに
自分の爆発力の無さと芦ノ湖の素晴らしさを痛感しました。
アイウェービング(!?)を得意とするチャンプ松本さんの裏をかいてセイラミノーを
使いましたが負けてしまいましたね(笑)さすがです。
「芦ノ湖ネタ満載」のテイルウォークブログも宜しくお願いします。
4位 高原清
エリア
平石~亀ヶ崎の間にある沈倒木
釣り方
倒木の下に付くバスをスモラバ+ポークでスロ-に誘いました。
タックル
ルアー OSP 04シンクロeco 1.0g+アンクルジョッシュ ヒュージダディー
ロッド Tailwalk GEKIHA KR S641L
リール シマノ コンプレックス2500HGS
ライン サンライン FCスナイパー8lb
メッセージ
箱根は寒かった・・・
いつもお世話になっているOSP様、あしのこ~ずの方々
いつも新鮮な高級魚貝類を提供してくださる「まるせ丸」様
ありがとうございます!
5位 杉本正和
エリア
吉原窪
釣り方
風、湖流、竹杭を利用した釣り
(自分では一切動かさない)
タックル
ロッド:TKDS-61UL L-1
リール:スティーズカスタム2004
ライン:FCスナイパーBMS3lb
ルアー:スラー(ラッキークラフト)
メッセージ
4月の開催は数人しか釣れませんがその中の1人に入れて良かったです。
選手、スタッフのみなさん朝から寒い中、1日お疲れさまでした。
今年も1年よろしくお願いします。