2017年チャプター岡山・第5戦イマカツCUPが8月20日、岡山県・高梁川で開催された。
厳しい暑さが続き、減水傾向が続いていた高梁川だが、金曜に流域に降った雨の影響もあり、当日は僅かながら増水したが、気温はぐんぐん上がり、魚にも選手には厳しい最終戦となった。
そんな最終戦を制したのは、昨年茨城から岡山に来られた宝子丸憲康選手。2号線まわりのウィードパッチをショートヘビダンで攻め、7チャプター目の入賞と、14年ぶり3回目の優勝を手にした。準優勝には第1戦にも入賞を果たしている松本泰明選手。得意とする最上流で、スルダンの転がしを使用。この日の最大魚をウエインした。3位には、チーム児島メンバーで、長年参戦している原田宏志選手。2号線橋脚をスモラバで攻略。朝の早い段階で2本ゲットしての入賞となった。4位には長年広島から参戦している大ベテランの佐々木英樹選手。バイパス下のウィードパッチを得意とする巻きスタイルを貫き、バイブレーションで魚を手にした。5位には数々の伝説を誇る井筒正俊選手。プラから横の動きに反応する事をつかみ、クランクベイトで貴重な1本をゲットした。
注目の年間ランキングは、まさかの暫定トップで迎えた最終戦を仕事の為、無念の欠場となってしまった戸田康平選手。それでも参加した4戦を優勝を含む全て入賞という素晴らしい成績で、嬉しい初タイトル獲得となった。年間準優勝には第3戦で優勝している日谷浩一選手。ほぼぶっちぎりだった戸田選手に、唯一最後までタイトル争いをした。年間3位には昨年の年間チャンピオンでもある井筒正俊選手。子供の運動会の為、欠場した第3戦が痛いが、それでも年間3位は流石です。年間4位には、昨年年間2位だった守屋明斉選手。後半厳しい展開となったが、きっちりとブロック大会の権利を手にした。年間5位には昨年年間6位からワンランクアップした宝子丸憲康選手。最終戦で見せた爆発力をブロック大会でも期待したい。
今大会でチャプター岡山2017年度の通常日程を大きな事故やトラブルも無く、無事終える事が出来ました。
今期チャプター岡山開催にあたり、各大会に多数の商品を提供して頂きましたスポンサー各社様、協賛・協力加盟店様、関係各位様、参加選手の皆様にスタッフ一同心からお礼申し上げます。
また来年度もチャプター岡山をよろしくお願いします。
成績表
順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | 宝子丸憲康 | 2,052g | 2匹 | 30Pts. |
2位 | 松本泰明 | 2,028g | 1匹 | 29Pts. |
3位 | 原田宏志 | 1,468g | 2匹 | 28Pts. |
4位 | 佐々木英樹 | 1,427g | 1匹 | 27Pts. |
5位 | 井筒正俊 | 1,260g | 1匹 | 26Pts. |
6位 | 細川修平 | 873g | 1匹 | 25Pts. |
7位 | 鈴木健二 | 859g | 1匹 | 24Pts. |
8位 | 武下和宏 | 813g | 1匹 | 23Pts. |
9位 | 日谷浩一 | 592g | 1匹 | 22Pts. |
10位 | 寺本一生 | 492g | 1匹 | 21Pts. |
11位 | 杉元雄一 | 431g | 1匹 | 20Pts. |
12位 | 岩崎徹 | 423g | 1匹 | 19Pts. |
13位 | 青山和広 | 420g | 1匹 | 18Pts. |
14位 | 土肥建志 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
15位 | 有木隆記 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
16位 | 塩見友広 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
17位 | 千葉潤一 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
18位 | 益田剛 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
19位 | 藤本俊明 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
20位 | 林克典 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
21位 | 大森啓晶 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
22位 | 竹中竜一 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
23位 | 三宅弘 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
24位 | 百々洋人 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
25位 | 池本清 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
26位 | 西平和人 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
27位 | 守屋明斉 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
28位 | 田渕文久 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
29位 | 中田淳志 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
30位 | 川畑尚久 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
31位 | 渡邊一輝 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
32位 | 平松成夫 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
33位 | 横山貴之 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
34位 | 村山正剛 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
35位 | 後田誠一 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
36位 | 小谷睦 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
上位の釣り方
優勝 宝子丸康平選手
ポイント: 下流域
ロッド: レジットデザインWSC-610MH
リール: レボ
ライン: サンライン13ポンド
ルアー: レインズ Gテールツイン エビミソ
リグ: ショートヘビダン
タクティクス: 前プラで2号線まわりのウィードパッチでバイトを得ていたので、一日中やりきる事に決定。特に密集しているウィードを狙って、シェードを意識して撃って行った。ルアーはGテールツインを選択。Gテールツインのアピール力がポイントだった。
コメント: 14年ぶり3回目の優勝、非常にうれしく思います。
準優勝 松本泰明選手
ポイント: 最上流
ロッド: MACCA 71H
リール: メタニウムMGL
ライン: アブソルート20ポンド
ルアー: スタッガー6インチ
タクティクス: 朝一、上流エリアの流れがよれる場所を、スタッガー6インチのスルダン21gで転がすとバイトが出ました。
コメント: いつもサポートしていただいているTRIBE様、HIDEUP様、バックウォーター様、チームの皆さん、いつもありがとうございます。
3位 原田宏志選手
ポイント: 下流域
ロッド: ストラーダレッド65L
リール: SSAir
ライン: アブソルート7ポンド
ルアー: スモラバ+アバカス 2.7g
タクティクス: カレントが生きているR2バイパスの橋脚にスモラバをキャスト。動かさず置いておくとラインが入る。8時前と8時半ごろに釣れた。9時過ぎくらいに流れが止まったので、南風を待っていたが吹かず、1本大物を求めて上流に行ったが釣れずに終了でした。
コメント: いつもお世話になります。チーム児島の皆様、藤村さん、岩崎さん、国安様、ありがとうございました。
4位 佐々木英樹選手
ポイント: 下流域
ロッド: 7フィート
リール: ベイトリール
ライン: 18ポンド
ルアー: バイブレーション
タクティクス: バイパス下のウィードパッチでバイブレーションを引く。
コメント: いつも大変お世話になっているスタッフ、あいさつしてくれる皆さん、ありがとうございます。お立ちに立てて嬉しいです。
5位 井筒正俊選手
ポイント: 下流域
ロッド: 71M
リール: カルカッタ
ライン: 12ポンド
ルアー: IK250
タクティクス: プラで横の動きに反応が良かったので、クランクメインに巻いて釣りました。
コメント: 運営スタッフ、参加選手の皆さん、お疲れ様でした。