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[インデックス][NBCトーナメント情報2004][チャプター岡山第4戦]

概要

岡山県高梁川でNBC岡山チャプターとしては2度目のECOタックルトーナメントとなる第4戦・バレーヒルカップが開催された。7月に入ってからの岡山県はキャッチコピー「晴れの国」の通り雨が少なく、連日猛暑が続いたため会場となった高梁川は水位が低下し、水量・流速とも減少が続いていた。前週に地元自治体などが主催する「高梁川スポーツフェスティバル」のペアトーナメントが開催されたが、その時にはバスも非常に高活性でウェイイン率、ウェイトともにかなりのハイスコアが出たが、さらなる水位の低下、水温も30℃に迫るほどの上昇で、今回のトーナメントはタフコンディションが予想された。
前週のペアトーナメントでは、会場となった船穂橋周辺で多くのバスがキャッチされ、さらに夏の定番ポイントである「馬の背」エリア、最上流部などに多くの選手が集まったが、結果的にはプレッシャーのせいか、キーパーギリギリのサイズが多く、このエリアをメインに狙った選手はほとんどがスコアを崩した形となった。
今回のトーナメントを制したのは、兵庫県加古川市から参加の西田明生選手。多くの選手が上流部へ向かうのを尻目に、プラクティスから下流部をメインに作戦を組み、エリア最下流部の霞橋周辺をポイントに選定、橋げたに絡んだ流木に回遊してきたバスをエコスワンプのネコリグで2匹、中州のブッシュからタイニーブラッシュの8.8gテキサスリグで3匹目、入れ替え狙いでプレッシャーの高い馬の背エリアのブッシュから入れ替えをゲットし、初のお立ち台が優勝という最高の形となった。
2位の丸山幸展(まるやま・ゆきのぶ)選手は地元・倉敷市から参加、西田選手と同様に上流部を避けてエリア中部の高梁川大橋周辺でウィグルワートでキーパーを揃えたあとで上流へ向かいブッシュ狙いでキッカーをゲットしてスコアを伸ばした。
3位・岡田　宏選手も下流狙い。「チクワ」エリアで水深4mゾーンをエコスワンプのネコリグで攻め、ウェイクボードやジェットスキーの引き波の中、2匹のキロアップを含む20匹以上のキーパーをヒットさせるという驚異的釣果を上げて入賞した。
4位の岡田義広選手はベスト5の中で、唯一、エリア上流部よりの「馬の背」をメインパターンに組み、エコスワンプ1/32Oozのネコリグをブッシュに流し込む作戦を展開、ラインブレイクに苦しみながらもグッドサイズをウェイインして入賞。5位の道広貴之選手は会場スロープの対岸(西岸)の護岸のロックハンプをクランクベイト(ファットキャット)でキッカーを、さらにハイプレッシャーのかかる船穂橋東岸側のシャローの流木と、高梁川大橋橋脚からエコスワンプのネコリグで2匹のキーパーをゲットして初のお立ち台となった。
今回のトーナメントは、バレーヒル様にスポンサードを頂き、多数の賞品・記念品をご提供頂きました。スタッフより厚くお礼申し上げます。

成績集計・報告
岡山チャプター会長・大石栄次
岡山チャプターホームページ
http://www.megaegg.ne.jp/～bassing-press/

成績表