梅雨の真っ只中、七川ダムにてチャプター和歌山第2戦ベイトブレスCUPが開催された。
晴れ予報であっても「山間部では雨」もしくは「山沿いでは雨」であればほぼ100%雨の当地域。この時期は、雨が降るのは当然。
今回も降り続く雨により、この時期独特の水位管理が釣果の傾向を一変させた。
超満水から試合前日までのハイスピード減水で、試合開催を心配する選手から事務局へ問い合わせが多くあったほど…。
戸惑ったのは事務局や選手だけでなく、ポストからアフターに移行するバスもこの水位の変動に翻弄された。
500~600gのバスが異常に活性が高くなり、それをどうかわしてウェイトアップできるかが本戦のキーポイントとなった。
その状況下でアジャストに成功して優勝をおさめたのは、那須“D”大士朗選手。
同選手は「上流域の回復系をノーシンカー高速引きでハメた!」と鼻の穴を拡げ興奮気味に語った。
今回のお立ち台選手のコメントで共通するメソッドはノーシンカー。
しかし、それを高速引きやスロー引き、スローフォールであったりと使い方は選手によって差があり、バスのコンディションにも相当差があったことがうかがえる。
最後に今回スポンサード頂きましたベイトブレス様に感謝申し上げます。
成績表
順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | 那須大士朗 | 3,574g | 3匹 | 30Pts. |
2位 | 宮尾貴敏 | 3,023g | 3匹 | 29Pts. |
3位 | 谷口真一 | 2,934g | 3匹 | 28Pts. |
4位 | 田中正典 | 2,646g | 3匹 | 27Pts. |
5位 | 竹田達矢 | 2,494g | 3匹 | 26Pts. |
6位 | 稲垣信明 | 2,385g | 3匹 | 25Pts. |
7位 | 杉田陽彦 | 2,338g | 3匹 | 24Pts. |
8位 | 森口高幸 | 2,276g | 3匹 | 23Pts. |
9位 | 澤村潤 | 2,203g | 3匹 | 22Pts. |
10位 | 山形いつむ | 2,190g | 3匹 | 21Pts. |
11位 | 石戸明人 | 2,015g | 3匹 | 20Pts. |
12位 | 鈴木真吾 | 1,983g | 3匹 | 19Pts. |
13位 | 沖之島達也 | 1,954g | 3匹 | 18Pts. |
14位 | 寺坂正明 | 1,879g | 3匹 | 17Pts. |
15位 | 楠本昇 | 1,761g | 3匹 | 16Pts. |
16位 | 井谷匡孝 | 1,748g | 3匹 | 15Pts. |
17位 | 奥野暢久 | 1,731g | 3匹 | 14Pts. |
18位 | 河南順也 | 1,711g | 3匹 | 13Pts. |
19位 | 寺坂和義 | 1,675g | 3匹 | 12Pts. |
20位 | 石井伸幸 | 1,670g | 3匹 | 11Pts. |
21位 | 薮本祐一 | 1,331g | 3匹 | 5Pts. |
22位 | 吉田清貴 | 1,047g | 3匹 | 5Pts. |
23位 | 宮崎康治 | 746g | 3匹 | 5Pts. |
24位 | 田積良介 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
上位の釣り方
優勝 那須大士朗選手
エリア 本流S字から上流
ルアー・リグ アンクルゴビィ3.5in ノーシンカー
釣り方 高速引き
コメント 久しぶりにハマった!
準優勝 宮尾貴敏選手
エリア 全域を回って出会い系サイト
ルアー・リグ スワンプ(エビミソ・スカッパノン)
カットテール(グリパン)
ノーシンカー
釣り方 出会い系サイトでゆっくり引いてくる
3位 谷口真一選手
エリア 本流 トーフ岩周辺
ルアー・リグ ビッグスパイダーマイクロ(グリパン/B&Rフレーク) ノーシンカー
釣り方 浮いているバスをピクピク
4位 田中正典選手
エリア 平井川 湯の花橋周辺
ルアー・リグ アップラッシュ3.5in(紺甚SPII)DS 1/16oz
エコスワンプミニ(スカッパノン)DS 1/16oz
釣り方 ミドスト気味にシェイク
5位 竹田達矢選手
エリア 本流 上流砂利置場下流護岸 ゴミ溜まり
ルアー・リグ カットテール(WM/B&SRフレーク)
スワンプ(エビミソ)
ノーシンカー&ネコの表層シェイク
DSはホットケ