チャ プター広島第3戦KISAKAマーキュリーCUPが弥栄湖で開催された。当日は 早朝の冷え込みはあったものの、日中の気温は大きく上昇した。11月に弥栄湖にて 開催される西日本決勝大会の挑戦権を得るために非常に重要となってくる今大会、産卵行動に絡んでいる大型の魚を釣るパターンと、産卵から 回復し捕食行動へ移行した個体を狙うパターンが上位入賞の鍵となった。
優 勝は今期2勝目、「弥栄湖の鉄人」丸古選手。小瀬川筋で産卵に絡む魚と得意のテキサスリグで圧巻のウエイトを持ち帰った。2位は昨年AOYの富田選手。終了 間際に数分に及ぶファイトの末にビックフィッシュとなる2キロオーバーの魚をキャッチしウエイトを大きく伸ばした。3位は本チャプタースタッフの河井選手。魚の行動を的確にとらえ、丸古選手の独走態勢に 待ったをかけた。4位は上位陣の中で唯一、メインエリア・パターン共に産卵行動に 関係のない個体に照準を絞りキッカーを手にした中本選手。今期の練習の成果が年間暫定4位という数字に表れている 5位はチャプタースタッフでもある堂免選手。最終フライトでありながらもプラで確認してい たスポットや当日新たにシャローに差してきた魚を見つけ3キロオーバーまでウエイトを伸ばした。
また本大会開催にあたり、多数の商品をご提供頂きました(株) KISAKA様、弥栄湖レンタルボート様にはこの場を借りてお礼申し上げます。次戦モーリスCUPは6月21日に弥栄湖にて開催さ れます、沢山のご参加をお待ちしております。
成績表
順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | 丸古精二 | 4,225g | 3匹 | 30Pts. |
2位 | 富田浩章 | 3,801g | 3匹 | 29Pts. |
3位 | 河井大助 | 3,510g | 3匹 | 28Pts. |
4位 | 中本仁寿 | 3,176g | 3匹 | 27Pts. |
5位 | 堂免健史 | 3,008g | 3匹 | 26Pts. |
6位 | 金子慶一 | 2,266g | 2匹 | 25Pts. |
7位 | 浜村大輔 | 2,043g | 3匹 | 24Pts. |
8位 | 清水和敏 | 1,993g | 3匹 | 23Pts. |
9位 | 福間政男 | 1,644g | 3匹 | 22Pts. |
10位 | 渡邉信冶 | 1,564g | 2匹 | 21Pts. |
11位 | 斎藤一伸 | 1,510g | 3匹 | 20Pts. |
12位 | 是田克彦 | 1,448g | 2匹 | 19Pts. |
13位 | 中川昭仁 | 1,394g | 3匹 | 18Pts. |
14位 | 山手雄太 | 1,393g | 3匹 | 17Pts. |
15位 | 大田賢治 | 1,356g | 3匹 | 16Pts. |
16位 | 谷朋典 | 1,232g | 1匹 | 15Pts. |
17位 | 奥本真人 | 1,207g | 3匹 | 14Pts. |
18位 | 田中俊治 | 998g | 3匹 | 13Pts. |
19位 | 前平真 | 893g | 3匹 | 12Pts. |
20位 | 中川哲昭 | 815g | 3匹 | 11Pts. |
21位 | 木下康広 | 797g | 3匹 | 10Pts. |
22位 | 大道民樹 | 700g | 3匹 | 9Pts. |
23位 | 野村一博 | 694g | 3匹 | 8Pts. |
24位 | 山本屋嘉彦 | 536g | 1匹 | 7Pts. |
25位 | 森川昭浩 | 180g | 1匹 | 6Pts. |
上位の釣り方
優勝 丸古精二選手
エリア:小瀬川中・上流域
パターン: 前日までに確認していた産卵に絡む魚のサイトとブラインドでのテキサス打ち
ルアー: エコカットテール ヘビダン(14g)ダウンショットリグ(リーダー10cm)
ダットカット14gテキサスリグ
その他:5フィッシュ
一言:いつも一緒に釣りに行ってくれる仲間と、楽しく大会を運営して下さるスタッフの皆様に感謝します。西日本決勝大会に出 場出来るよう頑張ります!!
準優勝 富田浩章選手
エリア: 小瀬川全域
パターン:前日までに確認していた 産卵に絡む魚のサイト。会場対岸(大竹側)の道路跡でキロアップをバラしリ ズムを悪くしたが、その後、700g・1㎏・500gの魚を釣ってまわり、12時過ぎ頃、中流の右岸側垂直岩盤の下に いる大型のメスがアプローチ方法(ルアートレースの角度)を変える事によって反応することに気が付き、無事にキャッチできた。
ルアー: イマカツアンクルゴビーダウンショット(5.3g・7g)
一言:今年も中国四国ブロック大会に出場できるよう頑張ります!
3位 河井大助選手
エリア: 美和エリア入口のワンド・笹ヶ谷
パターン: プラで水質が産卵行動に大きく影響していることに気がついた。スロープ対岸のワンド群の一番美和側のワンドで1本目(400g)をキャッチし た。その後小瀬川筋に入ったがプレッシャーと魚の反応から見切り、10時頃に笹ヶ 谷に移動した。橋脚を越えた赤土バンクで水上スキーの引き波による濁りを利用し1100gを キャッチ。さらに周辺で確認していた1600gを釣った後、下流の土バンクで800gを釣り入れ替えを行った。
ルアー: イマカツアンクルゴビー2.5inダウンショット5g
イマカツアンクルゴビー2inダウンショット1.8g
エコスワンプノーシンカ―
ケーテックジグヘッド自 作スモラバ(ホワイトカラー・トレーラーなし)
一言: 西日本決勝大会に出場出来るよう頑張ります!!
4位 中本仁寿選手
エリア: 美和エリア全域のカバー
パターン: プラには毎週来ており、美和エリアで大型のアフターが獲れることを確認していた。前日プラでは小瀬川のサイトで多くの魚が確認出来たが自信のあるエリアと パターンを選択した。トナカイワンド入口の左岸側のカバーで1500gオーバーを キャッチし、その後上流橋脚付近の竹やぶとトナカイワンド大根川の最奥のカバーで良型を釣った。
ルアー:ダットカット直リグ10g(グリパン)
その他:6フィッシュ
一言:次戦もがんばります!!
5位 堂免健二選手
エリア: 小瀬川全域
パターン:前日までに確認していた産卵に絡む魚のサイト。プラでは小瀬川筋の水質が良いと感じ、大型の魚を確認していた。
ルアー: ハンティングシャッド2.7インチのワッキー掛け(スー パーホワイト・落ちアユ)
1.8gネイルシンカ―