直前に発生した台風の動向が心配されましたが、早めに温帯低気圧に変わったこともあり、予定通り6月17日(日)NBCチャプター琵琶湖第3戦『タックルベリーCUP』を開催することが出来ました。
状況としては、毎年6/16から洪水期制限水位調整になるため、それまでは基準水位を下げる為、放流量が多く南湖に強いカレントが続いていましたが、洪水期基準水位に到達したので一気に放流が止まり、カレントが止まってしまった、まさにその変化のタイミングでの開催。
また、水温も20度以上あり、魚は沖からシャローまでどこにでも居る秋のような感じですが、大会で上位に絡むようなサイズを選ぶとなると、なかなか難しいといった状況でした。
接戦の上位TOP5の結果を見ても、やはり釣れたエリアも釣り方もバラバラで、いろんなエリアでBIG FISHを獲る可能性はあるものの、やはり釣りとしては簡単では無く、状況の変化に合わせて使うルアーをシビアに切り替えたり、少ないタイミングを取りこぼす事無く手中に納めた選手が上位を占めたといった感じでしょうか。
優勝の山本選手も決して楽な内容の釣りでは無く、我慢に我慢を重ねて、練習で見つけた釣りを信じて僅差のウェイト差を釣り勝って上位を制した優勝でしたね。
次回のチャプター琵琶湖は、荒天により順延となりました、『第1戦イマカツCUP』が7/1(日)開催予定となりますので、お間違いなきようよろしくお願い致します。
次戦も多数のご参加お待ちしています!!
成績表
順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | 山本隆広 | 6,600g | 3匹 | 50Pts. |
2位 | 市川哲也 | 6,480g | 3匹 | 49Pts. |
3位 | 岩田健司 | 6,460g | 3匹 | 48Pts. |
4位 | 杉山洋史 | 6,000g | 3匹 | 47Pts. |
5位 | 太田雅也 | 5,780g | 3匹 | 46Pts. |
6位 | 當舎信昭 | 5,660g | 3匹 | 45Pts. |
7位 | 宮脇良浩 | 5,200g | 3匹 | 44Pts. |
8位 | 西谷明 | 5,040g | 3匹 | 43Pts. |
9位 | 奥嘉弘 | 4,930g | 3匹 | 42Pts. |
10位 | 中川康之 | 4,750g | 3匹 | 41Pts. |
11位 | 八澤正成 | 4,580g | 3匹 | 40Pts. |
12位 | 日置隆宏 | 4,550g | 3匹 | 39Pts. |
13位 | 坂本孝 | 4,490g | 3匹 | 38Pts. |
14位 | 守屋高一 | 4,430g | 2匹 | 37Pts. |
15位 | 上田恭弘 | 4,410g | 2匹 | 36Pts. |
16位 | 山下裕史 | 4,290g | 3匹 | 35Pts. |
17位 | 長友政貴 | 4,240g | 3匹 | 34Pts. |
18位 | 粟津裕貴 | 4,230g | 3匹 | 33Pts. |
19位 | 中矢将之 | 4,200g | 2匹 | 32Pts. |
20位 | 熊川匡士 | 4,100g | 3匹 | 31Pts. |
21位 | 廣渡孝幸 | 3,980g | 3匹 | 30Pts. |
22位 | 武田哲也 | 3,850g | 2匹 | 29Pts. |
23位 | 中西紀章 | 3,780g | 3匹 | 28Pts. |
24位 | 野津貴宏 | 3,720g | 3匹 | 27Pts. |
25位 | 笠井和紀 | 3,640g | 3匹 | 26Pts. |
26位 | 瀧川良則 | 3,370g | 3匹 | 25Pts. |
27位 | 加山智規 | 3,340g | 3匹 | 24Pts. |
28位 | 田中次男 | 3,260g | 3匹 | 23Pts. |
29位 | 横林晋一 | 3,150g | 3匹 | 22Pts. |
30位 | 水野公貴 | 3,150g | 3匹 | 21Pts. |
31位 | 村橋宗英 | 2,970g | 3匹 | 20Pts. |
32位 | 岡田好弘 | 2,860g | 3匹 | 19Pts. |
33位 | 中村大介 | 2,790g | 3匹 | 18Pts. |
34位 | 佐藤秀夫 | 2,700g | 2匹 | 17Pts. |
35位 | 小林紘也 | 2,700g | 3匹 | 16Pts. |
36位 | 林哲也 | 2,690g | 2匹 | 15Pts. |
37位 | 石崎一真 | 2,590g | 2匹 | 14Pts. |
38位 | 岩前貢正 | 2,410g | 3匹 | 13Pts. |
39位 | 熊川智之 | 2,260g | 3匹 | 12Pts. |
40位 | 南正之 | 2,230g | 2匹 | 11Pts. |
41位 | 中山和也 | 2,120g | 2匹 | 5Pts. |
42位 | 神力太一 | 2,090g | 2匹 | 5Pts. |
43位 | 松中涼 | 2,050g | 2匹 | 5Pts. |
44位 | 林鋭治 | 2,040g | 3匹 | 5Pts. |
45位 | 長谷川巨樹 | 1,930g | 2匹 | 5Pts. |
46位 | 辻大吾 | 1,810g | 1匹 | 5Pts. |
47位 | 中瀬成作 | 1,740g | 2匹 | 5Pts. |
48位 | 森野将司 | 1,720g | 2匹 | 5Pts. |
49位 | 武田正貴 | 1,550g | 1匹 | 5Pts. |
50位 | 木村慶彦 | 1,490g | 1匹 | 5Pts. |
51位 | 阪東裕之 | 1,450g | 2匹 | 5Pts. |
52位 | 橋本直樹 | 1,440g | 1匹 | 5Pts. |
53位 | 浜田昌光 | 1,420g | 1匹 | 5Pts. |
54位 | 中川優 | 1,420g | 1匹 | 5Pts. |
55位 | 浅野弘充 | 1,410g | 1匹 | 5Pts. |
56位 | 赤井健二 | 1,320g | 2匹 | 5Pts. |
57位 | 坂野純平 | 1,170g | 1匹 | 5Pts. |
58位 | 久保雅広 | 1,060g | 1匹 | 5Pts. |
59位 | 高橋将之 | 900g | 1匹 | 5Pts. |
60位 | 河添健二 | 860g | 1匹 | 5Pts. |
61位 | 井上幸治 | 830g | 1匹 | 5Pts. |
62位 | 井上心路 | 760g | 1匹 | 5Pts. |
63位 | 鷲見隆行 | 690g | 1匹 | 5Pts. |
64位 | 眞浦裕樹 | 360g | 1匹 | 5Pts. |
65位 | 塩田晃 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
66位 | 西城雅昭 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
67位 | 鵜飼良 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
68位 | 高橋浩 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
69位 | 山田顕義 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
70位 | 坂巻健悟 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
71位 | 森龍也 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
72位 | 谷口勇 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
73位 | 村上明生 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
74位 | 頼末敦 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
75位 | 中尾雅俊 | -200g | 0匹 | 5Pts. |
76位 | 横山直人 | -200g | 0匹 | 5Pts. |
77位 | 竹原康彦 | 0g | 0匹 | 0Pts. |
上位の釣り方
優勝 山本 隆広選手 3本 6600g
(エリア)木ノ浜、下物
(タックル)ロッド アブガルシアX-GLAIVE 73MH×2、リール アルデバラン08 5.8:1、 メタニウムMg 6.2:1 ルアー スイムジグ トレーラー スタッガー5インチ カラー アユ
(釣り方)前日のプラクティスに入る事が出来き、南湖をぐるりと一週。テンポの早い釣りで見ていきました。良かったエリアは木の浜と下物。安定感の下物と爆発力の木の浜という感じでプラクティス終了。
当日は、優勝を狙って行こうと木の浜に直行。浚渫の台地の上からスイムジグを巻き始める。トレーラーは、ハイドアップのスタッガー5インチとエバーグリーンのヘッドシェイカー5インチ。モーニングバイトを期待したが、ノーバイト。
その後も乗らないバイトの時間帯が続く。ただ、タイミングでバイトが連続して出る釣りなので信じて巻き続ける。この日は、バイトがスタッガーに集中したので、途中からスタッガーのみに切り替える。
11時頃に待望のバイト。しっかりフッキングして釣ったのは1900ぐらいのナイスキーパー。バイトが回遊の食い方だった、バスをライブウェルに入れて。結び直す時間も惜しい。もうワンセット用意した、スタッガー5インチをセットしたスイムジグを直ぐにキャスト。再びバイト。今度は少しサイズは下がり1500クラス。しかし、後一本で気分が楽になる。暫くしてバイトがあり1300クラス。とりあえず揃ったので一安心。
後はキッカーを入れるだけだと、巻き続ける。しかし、この後でキッカークラスをバラしてしまう。かなり落ち込んだが、チャンスはあると信じてキープキャストで60センチのキッカーが釣れてくれる。その後も、さらにウエイトを上げようしたが、バラシのみで終了。
ミスをしてしまったので優勝は厳しいと思ったが僅差で勝つことが出来ました。
2位 市川 哲也選手 3本 6480g
(エリア)東岸シャロー 葉山川~草津川2メートルのウィードライン
(釣り方)ウィードに引っ掛けてハングオフした時に喰ってくる感じで、すごく濁りのあるエリアの為、チャートカラーのスタッガーが効果的でした。
(タックル)ハイドアップ スライドフォールジグ5g+スタッガーワイド3.3inシングルテール
3位 岩田 健司選手 3本 6460g
(エリア)東岸シャロー、赤野井~旧草津川
(釣り方)スポーニング回復系のフィーディングでシャローに入って来た魚をシャロークランク、スピナーベイト、ブレードジグを風の強さによって使い分けて、ストラクチャーにタイトに通してリアクションバイトを誘発。
(タックル)ロッド:HIDEUP 赤マッカ 611MG(プロトタイプ)7月中旬頃発売予定
リール:SHIMANO メタニウムXG
ライン:VARIVAS アブソルートAAA 20ld
ルアー:HIDEUP HU-30BT #40 ガングレープ
ショートバイトを弾いたり、ストラクチャーに当てたルアーの瞬間移動を抑えるためと、確実に掛けた魚をキャッチするにはグラスロッドの611MGが必需品でした。
また、ストラクチャーへのラインの擦れや万が一巻き込まれた時を想定してアブソルートAAA20lbを使用。
水深が70cmほどの中、無駄にボトムを叩かないように早巻きで手返し良く通すにはHU-30BTが最適でした。
4位 杉山 洋史選手 3本 6000g
(エリア)下物アウトサイドなど
(釣り方)フィーディングの魚をライトキャロで広く釣っていき、日中はウィードパッチをラバージグで狙いました。
(タックル)◆ライトキャロ
ブルフラット3インチ、シンカー:0.9g
◆ラバージグ
スライドスコーンジグ7g+ブルフラット4.8インチ
5位 太田 雅也選手 3本 5780g
(エリア)志那漁港沖浚渫。最沖とメインチャンネルに絡む、ウィードアウトサイドエッジ。
(使用リグ)エコスワンプ グリーンパンプキン、0.9gネコリグと1.3gジグヘッドワッキーリグにて。
(釣り方)浚渫のショルダーから、少し離れた位置にサスペンドしていた魚を、ジグヘッドワッキーのスイミングで。これがロクマル。
船団ができて、釣りをし辛くなったので、アウトサイドに出て、ネコリグをウィードに絡めてシェイクしていると、2kgくらいのが釣れました。
その後、ネコリグをウィードに絡めて、外れたあとのスイミングでキーパーサイズが釣れて、10時過ぎ頃、リミット達成できました。
以降は、キープした魚のエア抜きや、弱った魚の世話をしていて、釣りに集中できず、12時半頃、ネコリグをウィードに絡めて外したあとのトウィッチで、ようやく入れ替えサイズとなる、1200gくらいのが釣れました。