NBCチャプター徳島第4戦
まだ夏じゃないかと感じさせる太陽が照りつけるなか、旧吉野川でチャプター徳島最終戦ノリーズCUPが開催された。
例年の最終戦とは違う定水日とあって、急激な水位変化に乏しいのはコンディション的に厳しいと思われた。
風も穏やかで魚の活性が高まる要因にもならず、かなりの我慢大会の様相をみせる旧吉野川だった。
優勝した濱松祐司選手は勢いのあるルーキー選手。開幕から全戦に出場してNFは無いことからも今後のチャプター徳島を牽引していく存在を感じさせる期待のニューカマーは、今切川をメインに繊細な釣りで沖を攻めて貴重な大型バス2本を持ち込み初優勝に輝いた。
準優勝の佐藤圭吾選手はJBプロアマ四国シリーズの年間優勝も飾った猛者。夏を引きずる魚と秋を意識した魚が混在する状況でカバー撃ちやドリフトなど多彩な攻めを駆使しリミットメイク。来季からの新たな戦いにはずみのつく表彰台となった。
3位には入賞常連の蓮生隆芳選手がランクイン。前戦で優勝している勢いそのままに上流域を攻略。たった2名しか成しえなかったリミットメイクを達成して2キロオーバーのウェイトまで伸ばし、今回も見事な入賞となった。
定水日とあって上流エリアは冠水植物やブッシュなどの狙い目があり、そこで上手く良型を仕留めてきた亀井・大久保選手が4位・5位のお立ち台に輝いた。
チャプター徳島の2019年度も大きな事故なく終えられたことは、選手たちの意識の高さやお互いの協力体制がうまくいっているからに他ならない。
釣りの腕前もさることながらフィールドを守り地元の方々との協力・信頼関係を築きあげる行動を続けて、2020年も楽しい熱戦が繰り広げられることを期待したい。
成績表
| 順位 | 氏名 | 重量 | 匹 | ポイント | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 61057 | 濱松祐司 | 2,320g | 2匹 | 30Pts. |
| 2位 | J四04 | 佐藤圭吾 | 2,207g | 3匹 | 29Pts. |
| 3位 | 61061 | 蓮生隆芳 | 2,059g | 3匹 | 28Pts. |
| 4位 | J四08 | 亀井晴紀 | 1,916g | 2匹 | 27Pts. |
| 5位 | 61220 | 大久保光洋 | 1,850g | 2匹 | 26Pts. |
| 6位 | J四26 | 竹本利正 | 1,766g | 2匹 | 25Pts. |
| 7位 | J四30 | 渡辺康司 | 1,656g | 2匹 | 24Pts. |
| 8位 | 61610 | 森本雅雄 | 1,496g | 1匹 | 23Pts. |
| 9位 | J四24 | 植田誠寛 | 1,432g | 2匹 | 22Pts. |
| 10位 | J四11 | 六車駿一 | 1,272g | 1匹 | 21Pts. |
| 11位 | J四32 | 相原照平 | 999g | 1匹 | 20Pts. |
| 12位 | 61527 | 楠瀬貴司 | 886g | 1匹 | 19Pts. |
| 13位 | マ024 | 佐藤健人 | 783g | 1匹 | 18Pts. |
| 14位 | J四21 | 徳永潔 | 764g | 2匹 | 17Pts. |
| 15位 | 61221 | 谷口雅信 | 741g | 1匹 | 16Pts. |
| 16位 | 60925 | 坂本洋司 | 634g | 1匹 | 15Pts. |
| 17位 | 61056 | 上村利弘 | 622g | 1匹 | 14Pts. |
| 18位 | マ020 | 井上学 | 597g | 1匹 | 13Pts. |
| 19位 | 61547 | 平井清博 | 463g | 1匹 | 12Pts. |
| 20位 | 61053 | 阿部大吾 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 21位 | 61053 | 川村達郎 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 22位 | 61129 | 市川裕章 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 23位 | 61253 | 坂本信之 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 24位 | 61286 | 上木浩吉 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 25位 | 61292 | 河野友哉 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 26位 | 61391 | 安藝正雄 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 27位 | 61407 | 長谷川和博 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 28位 | 61498 | 大谷貴志 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 29位 | 61816 | 大川龍馬 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 30位 | J四03 | 白井優 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 31位 | J四05 | 横山修史 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 32位 | J四13 | 三好教仁 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 33位 | J四15 | 西岡一樹 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 34位 | J四18 | 久次米良信 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 35位 | J四28 | 山田一哉 | 0g | 0匹 | 5Pts. |
| 36位 | 60812 | 若林亨 | -200g | 0匹 | 5Pts. |
| 37位 | 61354 | 北和広 | -200g | 0匹 | 5Pts. |
上位の釣り方
優勝:濱松祐司、2320g
<タックル>
①ファンタジスタ60xuls. スピニング1000番 .フロロ3ポンド
②FACT511MHST. アルデバランmgl. フロロ14ポンド
<エリア・スポット>
①今切川上流 矢板の下流
②今切川下流テトラ
<リグ・ヒットパターン>
①ダウンショット0.9g・HPシャッドテール2.5
岸から5mほど沖に薄っすら見えるニラ状の水草のの中にプレッシャーと晴天無風の影響で隠れた魚を細かいリフト&フォールで丁寧に誘った。
②リーダレスダウンショット5g・ドライブビーバー3.5
一番沖側のテトラで着底後ロングシェイク。
コメント:参加1年目、誕生日に開催された最終戦でNBCチャプタートーナメント初入賞、初優勝を飾る事ができ大変嬉しく思います。運営スタッフの皆様、チャプター徳島の先輩方、一年間お世話になりありがとうございました。来年度も精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。
準優勝:佐藤圭吾、2207g
<タックル>
①ロッド 70H、リール REVO elite7、ライン berkleyバニッシュレボリューション16lb
②ロッド 60UL、リール REVO MGXtreme、ライン berkleyバニッシュレボリューション3.5lb
③ロッド 61UL、リール 2000番、ライン berkleyバニッシュレボリューション3lb
<リグ・ヒットパターン>
①Winning craw3.6 10g TXのカバー撃ち
②SVSB オフセットノーシンカーのサイト
③Mighty straight4.3 1.3gDSワッキーのドリフト
コメント:今年は全く見せ場がなかったけど今日は準優勝と最終戦にしてようやく、ちょっとだけ見せ場ができました。釣りの方は秋らしい魚、夏を引きずる魚が混在していたので、両方効率良く釣っていきました。
3位:蓮生隆芳、2059g
<タックル>
①ロッド FACT511MHST、リール アルデバランBFS、ライン エクスレッド13lb
②ロッド セルペンティ61MLST、リール ステラC2000S、ライン R18 4lb
③ロッド セルペンティ63LST、リール ステラC2000S、ライン R18 4lb
<エリア・スポット>
①川崎橋橋脚
②藍住大橋下流
③藍住大橋上流
<リグ・ヒットパターン>
①ルアー RVドリフトクロー
②ルアー アベラバ1.8g、スタッガーワイド2
③ルアー SVSBダウンショット
コメント:3位に入賞する事ができて良かったです。いつもサポートしていただいているイグニッション様ありがとうございます。運営スタッフの皆様、朝早くからありがとうございます。次戦も頑張ります。
4位:亀井晴紀、1916g
<タックル>
①ロッド:スタリオンgt、リール:メタニウム、ルアー:Javaギル110 テキサスリグ、ライン:エクスレッド14ポンド
②ロッド:ガンスリンジャー、リール:メタニウム、ルアー: ダイナゴンネオ3.5 8gテキサスリグ、ライン:エクスレッド14ポンド
<エリア・スポット>
①三ツ合周辺の流れの当たる張り出したブッシュ
②藍住鳴門大橋上流の堰
<リグ・ヒットパターン>
①ダイナゴンネオのテキサスをアプローチ。
②Javaギルのテキサスリグをウィードパッチに当てながらスイミング。
コメント:いつもお世話になっておりますイマカツ様、チャプター徳島運営の皆様、いつもありがとうございます!
5位:大久保光洋、1850g
<タックル>
ベイトタックルロッド:DAIWAスティーズ ハスラー、ライン:フロロ12ポンド、リール:DAIWAスティーズTW
<エリア・スポット>
2連取水塔から市場橋の間、上流向いて左側、冠水ブッシュ
<リグ・ヒットパターン>
OSP ドライブスティック4.5ファット(モエビ)バックスライドセッティング
コメント:会長はじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。おかけで、今年も楽しく参加することができました。参加された選手の皆様、お疲れ様でした。来年もよろしくお願いいたします。
